登録情報
|
第10巻から引き続き、物語の舞台はプラハです。旧チェコ国家秘密警察とヨハンの双方が別々に、「511キンダーハイム」の資料をめぐってテンマたちを追い詰めていきます。秘密警察側が資料を追う理由は比較的容易に示されますが、ヨハン自身が果たして何を求めて行動しているのかはここでも明らかにされることはありません。
というよりもむしろヨハンにも自分がどこへ向かっているかを見定めることができずにいた様子がうかがえます。
しかし巻末ではようやくヨハン自身にも向かうべき道が見えたことが示唆されます。孤児院時代の資料が彼の心の本当の闇を呼び覚ましてしまったかのような幕切れに、首筋に冷たいものを感じないでいられません。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|