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60 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今一度この作品をとことん味わってみようという気になりました,
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レビュー対象商品: Monster (1) (ビッグコミックス) (コミック)
1986年、西ドイツ、ドュッセルドルフ。私立病院の外科チーフである日本人医師テンマは、院長に目をかけられ、その娘エヴァとの結婚も間近という順風満帆の生活を送っていた。ある日、東ドイツから亡命してきた一家で殺人事件が発生。両親は死亡したが、テンマは瀕死の重傷の息子ヨハンを救う。そしてこれが長く苦しい悲劇の始まりだった…。10年ほど前に本作品を連載誌上で読み始め、この物語の虜になったことがあります。複雑怪異なストーリー展開、冷戦構造の生み出した悲劇、仮借のない暴力描写、医療を巡る倫理の問題。大人が読むに十分値する作品であり、手塚治虫マンガの正統な後継者ともいえる浦沢直樹の眼力と筆力に圧倒されたものです。 などと考えていたら、浦沢直樹は最近、手塚アトムの本歌取りともいえる作品に取り組み始めたと聞きました。そこで今一度浦沢の代表作であるこの物語世界を、歯を食いしばりながら突っ走ってみようと思い立ちました。まずは第1巻「ヘルDr.テンマ」では、事件の発端や主要登場人物の背景を無駄なくスピード感溢れる筆致で描き切る技量に驚嘆します。 ドイツが舞台ですが、若い読者にはぜひ1980年代から90年代にかけてのドイツ現代史についてある程度の知識を持って読み進めてほしいと思います。次のことはこの第1巻を読む上で最低限知っておいてください。
62 人中、56人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
やられた・・・,
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レビュー対象商品: MONSTER 1 完全版 (ビッグコミックススペシャル) (コミック)
買うまい・・・買うまい・・・絶対に買うまい・・・そう思っていたのに買ってしまった・・・ 浦沢直樹の「MONSTER」 もはやここで私が説明するまでもない名作だ。もちろんコミックス全て集めました。 誰もが一度はその名を耳にしたことがあるであろう名作!!(言い過ぎ!?) 作品自体についてのレビューは私なんかが書いたものよりもっとわかりやすいレビューがあるはずなので、そちら(コミックス版のレビュー等・・・)を参考にしてみて下さい。 さて今回発売になった完全版。 数々の作品(Happy、ドラゴンボール等・・・)で発売されている物同様雑誌掲載時のカラーページが再現されております。 1巻にコミックス1,2巻、2巻に3,4巻の内容が収録されていたのでこれからもそのペースで収録されていくものと思われます。コミックスが全18巻なので完全版では全9巻で完結する予定となります。 大好きな作品の一つであるMONSTERの完全版が発売になると聞いた時、買おうかどうかかなり迷いました。いくら好きでもコミックス持ってるし・・・と。 しかし、本屋で表紙を見てついつい買ってしまいました。表紙はかなり素敵な出来です。 内容は当たり前だがすべて知っている。これで一冊1500円・・・うーん・・・どうなんだろう・・・ 正直な感想はカラーページ収録で一冊1500円は少し高いかと思います。 今からMONSTERを集めようと思っている方はコミックスの方が安く集められるのでどちらが良いか考えてから購入されると良いと思います。(コミックスの表紙も素敵ですので) MONSTERが好きで好きで堪らないという方は紙質も良いのでコレクション用に購入されるのもよいかと思います。1巻にはコミックスと違ってるページもありました。(微妙な違いでしたが・・・) ちなみに完全版1〜4巻についてる応募券を送ると「めざめるかいぶつ」のポストカード(全8枚)が応募者全員にプレゼントされるそうです。ファンならこれだけでも買い!? 何だかんだ言いましたが値段が少し高いということを除いては不満のない作品だと思います。
24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読者参加タイプのミステリー,
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レビュー対象商品: Monster (1) (ビッグコミックス) (コミック)
全巻を通しての感想です。ミステリー作品は読み進めながら読者自身も推理したり、考えたりするのも面白さの一つだと思います。 一般的なミステリーでは「犯人の考えたトリック vs 読者の推理」といった構図ですが、この作品では「作者の考えた奇抜なストーリー vs 読者の推測」といった形で進みます。 作者の仕掛けたシナリオの裏側を考えたり、それを裏切られたりするのが、この作品の楽しさです。 登場キャラクターはセリフの端々で、それぞれの思い、考え、人生観などを語りますが、どれも徹底して客観的に描かれており、どれが正しくて、どれが過ちかといった判断は読者自身にまかせられます。 本を読みながら深く考えさせられる作品です。 反面、幕引きも読者が想像をめぐらせるため、スッキリした結末や明確なメッセージ性を求められる方には、モヤモヤ感が残ってしまうかも知れません。 想像の余地が楽しめるタイプの方には、お勧めですね。 ちなみに、この作品は巻が進むにつれ、たくさんのキャラクターが複雑に関係してきます。 読書が中断されて「このキャラクター、どんな奴だっけ?」と忘れてしまうと、その後の展開を十分楽しめない可能性がありますので、なるべく間をあけずに読むと良いかも知れません。
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