実力主義が生む、日本の会社以上に厳しいヒエラルキー、顧客へのプレゼンテーション用資料作りに対する飽くなき執念…。いかに投資家を魅了する(騙す)べく数字を作りあげる(捏造する)かに始まり、その資料のフォント、アンダーライン、紙質などの体裁まで、すべてが上司の気まぐれによって決められる。デッドラインの直前まで二転三転し、結果として著者たち下っ端は徹夜でのたうちまわることとなるのである。
おしむらくは、こうした著者たちが苦悩のなかでまき散らす数々の愚行・スラングが英語で併記されていないこと。それがあれば、もっと外資系を志す人たちへの指南書たりえたかもしれない。(杉 良介) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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投資銀行のひどい面・働きにくい面を強調してあります。全てがこの通りというわけではないと思いますが、投資銀行で働いている友人いわく、「実際、あんな感じ」とのこと。
投資銀行への就職・転職希望者は、入社前に、一度、読んでおいたほうがいいと思います。もちろん、それ以外の方にも面白く読めますよ。
ある種「暴露」本的なほどに、投資銀行業界の舞台裏について生々しく書かれているが、ある種の青春小説のようなすがすがしさも感じた。
投資銀行の業界に興味のある人には必読の書ではないだろうか。特に彼等の売り込みを受ける事業会社・機関投資家の立場の人、あるいは就職・転職で業界入りを目指す人にはi-bankerの「足の裏の匂い、掃く息の臭い」を感じられるほどに開けっぴろげな本書の内容は非常に役に立つであろう。業界内にいる人は身につまされて苦笑するのが、精一杯というところであろうか。
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