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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ドでかくエキサイティング!,
By
レビュー対象商品: Monitor (CD)
この2ヶ月、我が家のスピーカーを占拠し猛烈な勢いでロールしているUSニュージャージー発のインディ・パンク/Titus Andronicusの2ndフル。コンセプトは南北戦争だッ!という時点でぶっ飛んでるが(ちなみにタイトルは当時用いられた合衆国海軍の装甲艦のことらしい)、クレジットを見やればトータルで20を超える人間が参加しての音楽劇。そらもうごっつい頭でっかちになりそうなもんだが、どっこいサウンドの奔りっぷりは微塵も変わらず、クソ熱い!冒頭、何者かが騙るAbraham Lincolnの演説により幕を開け、随所で高名なるスピーチを織り込み演出しながらぶっ飛ばす。バタつくドラム、かき鳴らされるギター、そしてモロくその勢いでワメき叫ぶヴォーカルが巻き起こすプリミティヴで激ノイジーな、胸を鷲掴み打つ感情の嵐。最っ高に熱いメロの反復から、爆発的に増幅する分厚い音の奔流に吹っ飛ばされる"Richard II"、駆け抜けるリズム/これぞアメリカ!を思わせる鍵盤の煌きっぷりに胸躍る"A Pot In Which To Piss"、吹き鳴らされるバグパイプ共々、アイリッシュなフレーズが全開するラスト"The Battle Of Hampton Roads"での昂揚感などなど、全10トラック/60分超を何度も何度も聴かせ切り、そのたびに褪せぬ昂揚を叩き込む傑作。ドでかいコンセプトに呑まれず逆にその大波を乗りこなすような、こんなエキサイティングなアルバムは滅多にない。今年度のBESTアルバム筆頭!
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
終曲まで全力疾走の潔さが痛快な一枚,
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レビュー対象商品: Monitor (CD)
シェイクスピアの悲戯曲からグループ名を付けたと言う米ニュージャージー出身の5人組2枚目。本作は「南北戦争」という重いテーマを据えたコンセプト・アルバムだが、英語リスニングに堪能でない身では、彼らの伝える言葉が残念ながら半分も理解で きない。しかし、それを補って余りあるだけの収穫が音楽から十分得られる力作だ。 彼らの作品は初聴だったが、とにかく作品全体に蓄積される彼らのエネルギーに圧倒された。音楽の面では、直球のロック・サ ウンドと見せかけてハモニカ・弦楽器・吹奏楽器等様々な楽器を導入し音に捻りを入れたり、曲中にリズム・チェンジを行ったり 意外に技巧派な面もある。しかし、ずんずんと前進するドラムに乗せて突き進む彼らの演奏の勢いが終曲まで全く衰えないこと 、また何より耳に残るボーカルの逞しさ・いがらっぽさ等が余りにも強烈で、何回か聴き返さないと、細かいところまで耳に注意 がいかなかった。 コンセプト・アルバムということもあり、古いナレーションを随所に挟んだり、「テーマ・フロム・ザ・モニター」という作品のテーマソ ングを複数箇所に挟んだり構成も凝っており、何回も聴き返すことで見えてくる発見もある。 何回か通して聴いた後、初めて歌詞カードを読んでみた。全て理解出来たわけでないが、強いエネルギーの渦に乗せて発信さ れる言葉は、生き方の考察等意外と哲学的で驚いた。また今回長尺の曲が多く、作品を通して言葉の情報量がとても多い。英 語が十分理解できる耳でこの重いコンセプトの作品を聴くと、違った味わいがあるかもしれない。 このバンドの一番の魅力はその勢いだと思う。最近聞いた作品で一番、何かを表現したいという強烈なエネルギーを感じた痛快 な一枚だ。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
汗,
By 人間 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Monitor (CD)
南北戦争をテーマに、アメリカのルーツミュージックを深く掘り下げた2ndアルバム。インディパンクにおける、ひたすら真っすぐな感じはあまり好きじゃないんですが、この作品は別格。サウンドの格好良さに完全にノックアウトされました。海外では歌詞が高く評価されているみたいなので日本盤の発売に期待したい。。
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