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この本にはエンデが追求した、時間や余裕についての哲学や、現代の生活への批判と「時間泥棒」がいるんじゃないのか?という警鐘がたっぷりです。また彼が考えるカウンセラーの理想像もこめられており、とてもとても子どもだけにこの本を任せておくにはもったいない。全ての人に読んで欲しい1冊です。ただ、個人的な感想としては、日本語の翻訳版ほうが、雰囲気が「正しい」ような気がしたので、5分の4にしました。ちなみにエンデの時間観は「ものがたりの空白:M・エンデ」に詳細です。
彼女は物質的なものは何一つ持たない…今着ている服と、みんなにこさえて貰った寝床と以外は。そう。文字通り彼女は何も持っていないのである。彼女にあるのは友人と、「人の話が聞ける」という変わった特技だけ。だが、彼女は人々にとってなくてはならない存在になっていく……。
子どもの読み物と思わず、是非一度手にとってみて頂きたい。英文としてはちょっとレベルが高いのが難点だが、辞書を片手に読んでも十分味わえるだろう。
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