書店のコミックのコーナー、イラストの技法書の棚でポップを目にして
この書籍の存在は知ってはいたのですが、後日別の書店で女性ファッション誌の
棚に並んでいて本の中身があまりに気になって買ってしまいました。
ファッションモデルが全員美少女イラストって。。。
開くとまず広告風の鮮やかなイラストが。
なるほど、なかなか凝ってファッション誌が再現されています。しかも美少女。
ですが、文章が始まると文字もかなりの量。
コーディネートだけではなく、各系統のファッション誌の性格や売れ行き、変遷などに迫って、
そこから女性ファッションのトレンドと女性自体のキャラクターの変化と細分化を読み解いています。
大体どのファッション誌がどんな読者に読まれているのかが把握できた気がします。
書籍の表紙に載っていた10系統の系統分けには正直こんなに単純に分類できるのかと
疑問がありましたが、中身を読んでその疑問をカバーする系統内でのテイストの違いが
押さえられていて納得しました。
この書籍に載っているファッション誌ポジショニングマップを参照しながら各系統の解説を読むのがお薦めです。
私も一女性として思うに、ファッション誌をよく読んでいる女性の方が自分の好きなファッションに没入し、
自分のファッションの系統的な位置づけを掴めていない気がするからおもしろい。
肝心のモデルのイラストですが、やはり絵なので服の質感などに云々言いたいことはありますが、キャラとして可愛い。
一般のファッション誌では、好きじゃないモデルがいて敬遠していた系統のファッション誌もあったのですが、
イラストだとなぜか好感が持てたので、普段見慣れないコーディネートもじっくり見てしまいました。
個人的にはギャル系のモデルの子がとっても可愛いかったです。
ファッションモデルが登場する各系統のコーディネート紹介は、
全てページのデザイン構成が異なっているのもとても楽しめます。
ファッション誌の発行部数や街頭アンケートなどデータもよく調べられており、
学生の卒論やレポートなどにも用途があるかと。
技法書の棚に陳列されていたのは多分、画集として、
もしくはイラストレーターの方には私服を描く際の参考になるということだったんだと思います。