おそらく商業戦略的理由によるのでしょう。
英国より米国で売ることを考えた作品だと思われます。
実際、アメリカではアルバムチャートで初のTOP30となりました。
彼自身も後になって語ってますが、よりロック色を強める必要があったと、、。
この作品以後、アランパーソンズをプロデューサーに据えて、メルヘンロック?の花が咲き、広く世に知られる存在へと成功してゆきます。
が、皮肉なものでロック色を強めれば強めるほど、「24carrots」以後、セールスは作品のクオリティに関係なく下降線をたどることになるのですが、、。
前置きが長くなりました。
アルの作品の中では私はこれが一番好きです。
この次の大ヒット作「Year of the cat」はどこかポップで洗練されすぎてるのと、アランパーソンのアレンジが巧みすぎて、、アルらしさが薄まっている感じかな、、。
なんか英国と米国の両方の香りがするバランスの良さがこの作品にはあります。
いまだにFMでたまに流れ、Tim Renwickのギターが冴える名曲1、リズムとハーモニカが印象的な3、メロディアスなミディアムテンポの4、本人曰くイーグルスをやった6、英国の作家エドガー・ポーの作品からインスパイアされ、アル本人のこのアルバムでは一番のお気に入りの7などを擁する名盤だと思われます。
個人的には6曲めと7曲目の陰と陽が素晴らしく、いまだに月に一回は聴く私の一生の愛聴盤です。