『ミラクルズ』では、クリスマス・ソングを中心に多くの人に愛された13曲が収録されています。
どの曲もケニー・Gの素晴らしいアレンジが施されており、聴いているだけで「癒される」曲ばかりですので、クリスマスの時だけてなくオール・シーズン愛聴しています。
普段は、ソプラノ・サックスを吹いているケニー・Gが、3曲目の「メリー・リトル・クリスマス」では、テナー・サックスを吹いているのがとても印象的でした。とても哀愁が感じられ、この深みのある音色もまたステキでした。
私も昔、サックスを吹いていたことがあるのですが、これだけ美しい音色のテナー・サックスというのは、めったに聴くことができません。インストゥルメンタル・アルバムで一番支持されたケニーGならではのものだと思います。
12曲目の「シルヴァー・ベルズ」もテナーで演奏しています。いつもよりジャジーな感じが増して、新しい魅力が加わったようですね。
ボーナストラックの「スプリング・ブリーズ」は、台湾の曲をケニーGが独特の懐かしさと郷愁を併せ持って演奏しています。ソプラノ・サックスがまるでオーボエのように聞こえたのは、その演奏の繊細さによるものなのでしょうか。
このようなクリスマス・ソングを集めたアルバムを聴いていると、本当に幸せな気分が心によぎります。クリスマスシーズンだけでなく、四季を問わず、聴いてみるのもオツなものですよ。