作家陣は、川江美奈子が3曲、河野圭が2曲、川口大輔が1曲、布袋寅泰が2曲、その他カバー曲と近年になくバラエティに富んでいます。
おそらく、布袋寅泰が全面的にプロデュースした前作『she is』、そして、ギタリストとして参加したDREAM TOURを経て、彼女の中で、布袋プロデュースに一区切りがついたのかな、と思います。
ボーカルも全盛期と比べると、声量が落ちている感は否めませんが、いい意味で肩の力が抜けた、リラックスした感じが出ていて、聴きやすいアルバムに仕上がっています。
そんな訳で、ここ数年、彼女から離れていた人にも、ぜひ聴いてもらいたいアルバムです。
ただ、残念なのが、『PIECE OF MY WISH』の新録が収録されていること。『PIECE OF MY WISH』のピアノソロでのバージョンは、これまで、ライブでも何回か披露されていて、それがスタジオ録音で聴けるのはうれしいのですが、こういうものは、ファンとしては、シングルのカップリングか何かでひっそりと収録して欲しいもの。オリジナルアルバムに収録をするのは、いかにもな感じがして、ちょっと残念です。まあ、20周年記念ということで、良しとしますか。