このボキャビル本は語源で語彙を増やす本。自分にはちょっと難しいところもあるけれど、とても気に入っている。
それぞれの語源について元となるラテン語やギリシャ語の説明がある。
ひとつの語源につき、4つの英単語が載っている。
それぞれの単語には、発音記号、語義、例文、語の使い方などの説明と続く。
例文と説明がとても優れていると思う。
語源ふたつごとに記憶や理解をためす小テスト(クイズ)がついている。
語源8つのあとに神話や歴史に関する単語の紹介と説明。
ここまでのレビュー小テスト(クイズ)。
これで1ユニットという構成。
従来の版は25Unit だったが、今回のnew edition では Unit が30に増えている。
ペーパーバックだから紙はよくないけれど、前のより字がはっきりして読みやすくなったように思う。
この内容で600円以下というお買い得。
赤ボールペンや色鉛筆でメモを書き込みながら使っているのでもう1冊あっても良いくらいだ。
普段ペーパーバックやニュースを読むときにはわからないところはすっとばして読んでいるが、この本はこまめに辞書をひいてできる限り語のニュアンスや発音を確認しながら読んでいる。
発音は記号だけでなく iPod Touch の辞書アプリ(Wisdom英和) で音を聞くようにしている。このアプリは語数の少ないところが残念だけど、とても便利。
そんな風にしていて気がついたこと。
普段から(以前この本をみた時も含めて)辞書をひいても、語義を確かめたらそれで終わっていた。
何度辞書をひいても身に付かない単語が多かったのはそのため。どうしても日本語の語義をあてはめて安心していたから(英英を使っていても)だめだったのだ。
単語帳みたいに単語がずらっと並んでいるのを片っ端から覚えていくなんてオレのとろい頭じゃ無理。
でも今回は発音、例文、説明をよく読んで、その単語の姿が見えるように意識している。
(英語と日本語は、ひとつひとつの言葉が相当違うなあって思う。ネイティブ並みに普通に読んだり考えたりする力をつけるのって、徒歩で天竺まで行くくらい大変だと思ってしまう)
同じ語源を使っている4つの単語を比較しながら読んでいくのでそのことも記憶が確かになる要因だと思う。
語の姿を把握した上で、これを日本語でいうとどの言葉で表すのがいいのかなというところで英和をひく(翻訳語の語義理解も向上するような気がする)。
時間はかかるけれど早道かもしれない。
というわけでとってもいい本です。