Susanna & the Magical Orchestraとは、susanna wallumrod(vocals)とmorten qvenild(piano.keyboards)によるユニット。本作は、そのセカンドアルバム。
同じオーケストラでも、YMOより更に1名少ないようです。
プロデュースは、Rune Grammofon仲間のHelge Sten(Deathprod)。
Helge Stenといえばsupersilentですが、本作は趣向の異なる歌ものとはいえ、彼の素晴らしい音響センスが最大限に活かされた傑作だと思います。
インストの全てを担うmorten qvenildは、自身のトリオIn The Countryでも活躍中。susannaの最大の理解者として、その歌声の持つ魅力を十全に引き出しているのではないでしょうか?
しかし、この優しく心の底まで浸みこんでくるような歌声をなんと表現したら良いのでしょう。
数オクターブの声域を誇るわけでもなく、どちらかといえば淡々と歌い継いでいくのですが、その流れに身を任せるしかないような心地良さがあります。
その歌声は天からの授かりものか?
Leonard CohenのHallelujahから始まるカバー曲集は、もともとの楽曲の良さと相まって、貴方の耳を惹きつけて離さないと思います。
ダークな雰囲気のジャケットも素晴らしい。