もう最近は「花咲ける青少年」外伝のために買い続けているといっても過言ではない雑誌ですが、今号はどの作品も甲乙つけがたいくらい感動させてくれました。
漫画の力ってすごいなーって思いましたよ、ええ、ホントに。
「秘密」清水玲子
この美麗な絵。
どんなにつまらないストーリーであろうとその美しさだけで読み手は離れないと思うんですよ。
なのに、その画力を凌駕するとさえ感じるこの冴えわたる展開をどうしたらいいんでしょうかね。
怖すぎます。
連載を開始したときから、この辺までお考えだったんでしょうかね。
凄すぎます。
鈴木の死の真相が明らかになりました。
でも、すべての真相よりも、薪さんが幸せになれるのか、それ以前に薪さんの幸せってナニ???って思考が止まってしまいそうです。
わからないけど、薪さんの幸せを祈っています。怖いけど。ちゃんと最後まで読みます。
「なかじまなかじま」西炯子
非モテ系女子大生が高校陸上界の星に憧れてるって話なんだけど・・・
いつの間にかその星に気づかないうちに近づいてしまっているという展開なんだけど・・・
きゅんきゅんするのはそうなんですが、時期が良すぎて。
今年も箱根駅伝を観戦(?)して、「風が強く吹いている」を読み直して、映画版も観直して、自分の中で一年で一番陸上ブームな時期に読んだので、ものすごく感動してしまった・・・(すみません)
でも普通に読んでもキュンとする作品じゃないかなと(たぶん)
「大奥」よしながふみ
大御所吉宗の治世の終わりが近づいています。
意次の煌めく才気と吉宗の老いのコントラスト、幼い頃の挿話。
久通の告白には、時が止まりました。
夏の残照、蝉の鳴き声・・・よしなが先生、すごいです。
このところ淡々と描くべきものを描く、というスタンスを感じていたけれど、今回は力の入れようが違う気がする。
「この場面が描きたかった」という想いをすごく感じました(ま、思いこみかもしれんけど)
久しぶりに先生に泣かされました。
この作品世界はどこまで広がるんでしょう。
吉宗に始まり、吉宗に終わるのでしょうか?
「Sanctuary」樹なつみ
ノエイ編の後編、完結です。
「青春」ってなんだろうなあ・・・「人生」ってなんだろうなあ・・・ってしばし呆然としてしまうような読後感なんですよね。
著者の描く強烈な個性の人物たちのエピソードは鮮烈で、頭がくらくらする。
いや、冷静になれば、これはめっちゃ泥臭い昼メロなんですけれども。
感情がフラットなノエイの情熱の発露には本気でびっくりしました。
ルマティを笑えないってば。そっか、これって国民性だったのか・・・!みたいな。
実はそんなに期待してなかったのに、めっちゃ盛り上がり堪能できました。先生にこころからの感謝を!
本編読み直したくてうずうずしちゃう。でも入ったらしばらく帰ってこれないから危険。我慢。
次号も特別編。誰編と書いてないんだけど・・・オールスター?
「戒」成田美名子
コイバナは少し落ち着き、今回は芸のお話。環境に葛藤する憲人。
きっとすごい勢いで成長というか、何かが変わっていく時期なんでしょう。
1人の舞台人の人生をまさに見守っている、というスタンスで、好きだなーこの作品。
「そこをなんとか」麻生みこと
連載ももう27回。
前回のネタがかなり重かったので、今回はそれを引きずって東海林先生に癒してもらう(?)お話(?)。
事件としてはらっこじゃなくて、東海林先生の某J事務所ネタになるのかな。
「IKB13」イケるような気がしますけどね。バンドも売れるまでは絡みまくるしね。
営業なのはわかっててもその方が売れるんだよなーどうしてだろう(ばんぎゃじゃないんでツボはわかりません)
最近時間ができたのでアイドルとかも片っぱしから観てるんですけど、やっぱり、売れるアイドルは観てて元気もらえますわ。
好き嫌いとか、歌や踊りの実力とかは措いといて、やっぱりきらきらしてるんですよね。
「バーナム効果であるあるがある」川原泉
口止め料に関するフォローで紙面が尽きたようです。
すごいショート(笑)
「パラダイスパイレーツ」山口美由紀
連載3回目にしてやっとちゃんと読んだ(笑)
相変わらず夢があって世界観がちゃんとしてて読み応えがありますね。
でも、まとめて読みたいんだよなー
じっくりこの世界に浸って、彼らと一緒に冒険したくなるんです。
「色兼ネル」河惣益巳
大正歌舞伎ロマンとやらも4回目。
緋世の初舞台のお披露目が無事に終わって、でも二枚目の相手役が必要だね、ってところでそれらしき人が登場したところで引き。
「美しいってことは絶対の華」っていうけど・・・
でもねー顔かたちが綺麗で整っていても、舞台でもカメラの中でも華が無い人っていうのはいるんだよね。もちろん一般社会でも。
だから、「絶対の華」とまでは言えないと思うんだけど・・・とこんなところでいちゃもんつけてもしょうがないんだけど。
作品そのものは割と予定調和で、可もなく不可もなく。
役者と旦那なんてなんのタブーもないもんなあ・・・
むしろあんなに楽しそうに描いていた祇園モノを無理矢理終わらせてまでこの作品を描き始めたきっかけを知りたいのは私だけですか?
役者さんに堕ちた(著者風w)というなら、その役者さんが誰か知りたいぞ。
「パタリロ!」魔夜峰央
なんちゃってミステリーでした。
次号も連載陣と、花咲外伝、「制服図鑑」マツモトトモ(まだ続くんだ?はあと)のために買います。ええ。