登録情報
|
| 1. Anaklasis |
| 2. Threnody For The Victims Of Hiroshima |
| 3. Fonogrammi |
| 4. De Natura Sonoris No. 1 |
| 5. Capriccio |
| 6. Canticum Canticorum Salomonis |
| 7. De Natura Sonoris No. 2 |
| 8. The Dream Of Jacob |
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ペンデレツキ入門には、まずこの1枚,
By
レビュー対象商品: Matrix 5 - Krzysztof Penderecki / Anaklasis / Threnody for the Victims of Hiroshima / Fonogrammi / De Natura Sonoris 1 & 2 / Capriccio / Canticum Canticorum Salomonis / The Dream of Jacob (CD)
ペンデレツキは1933年ポーランド生まれの現代音楽作曲家であり、指揮活動も行っている。このCDはすべて彼自身の指揮による録音で、1959年作曲の「アナクラシス」から1974年作曲の「ヤコブの夢」までが収録されている。とりわけ日本人と関わりが深い曲「広島の犠牲者に捧げる哀歌」は、9分55秒に渡るトーン・クラスターによる作品として有名な曲であり、作曲家自身の指揮という事から、現代音楽では、外せない1枚である。この他にバイオリンとオーケストラによる「カプリッチオ」など比較的馴染みやすい曲が集められており、録音も1972年から75年と、比較的新しいものであるため、音質も良く、入門には最適な1枚と言えるでしょう。
5つ星のうち 5.0
暗黒の奈落を覗きこむのにも似た…,
By
レビュー対象商品: Matrix 5 - Krzysztof Penderecki / Anaklasis / Threnody for the Victims of Hiroshima / Fonogrammi / De Natura Sonoris 1 & 2 / Capriccio / Canticum Canticorum Salomonis / The Dream of Jacob (CD)
クシシュトフ・ペンデレツキには結構長い間偏見を抱いていた。初めて聴いたこの人の作品が「クリスマス・シンフォニー」と称される交響曲第2番で、正直、ツマラナイと思った。現代音楽の世界で巨匠クラスの人にしては大したことないじゃん、なんて思っていたのだ。 その評価は「弦楽四重奏曲 第1番」を聴くに至って一変する。聴いた瞬間口がアングリ、1分後には大爆笑していた。以後、お気に入りの一曲となったのは言うまでもない。誰もがそのタイトルゆえに思わず心ひかれてしまう「広島の犠牲者に捧げる哀歌」をその次に聴くことになったのは当然の成り行きであろう。そして多くの人が(おそらく)そうであるように、しばらくの間は毎晩のようにうなされ、夜一人でトイレに行けない日々が何日も続いた。トーン・クラスターの理論等々、難しいことは全然わからないが、鳴ってる音の凄まじさにウブな現代音楽ビギナーはノックアウトされてしまったのでありました。最初にこれを聴いとかなあかんかったんやと痛切に思った。 今回のこのCDはペンデレツキ自身の指揮による録音。故国ポーランドのオケによる演奏のほかに、1曲だけロンドン交響楽団を振ったものが混じっている。改めて「広島…」に耳を傾けると、作曲されてすでに半世紀、もはや「現代」音楽でもなかろうにとは思うが、何度聴いてもやっぱり、このまがまがしさ、おどろおどろしさには、暗黒の奈落を覗きこむのにも似た何かヤバいものを感じる。 他の曲もペンデレツキ初期作品の凶暴さがたっぷり楽しめる。なかなかお買い得のCDです。
5つ星のうち 5.0
ペンデレツキが凝縮されたベストアルバム,
By 音楽愛好家 (千葉市中央区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Matrix 5 - Krzysztof Penderecki / Anaklasis / Threnody for the Victims of Hiroshima / Fonogrammi / De Natura Sonoris 1 & 2 / Capriccio / Canticum Canticorum Salomonis / The Dream of Jacob (CD)
素晴らしいアルバム。今、この現代作曲家の音盤を収集しているが、これまで耳にしたものはいまいちピンとこなかった。それに、どの曲も一種の暗さが常につきまとう感じがしており、どうも気分が滅入るし、もう聞くまいと思ってもいた。 だがマトリクスファイブと名うったこのアルバムを耳にし、初めてその真価を理解した気がする。 暗いのは相変わらずなのだが、魂を揺さぶられたといったら大げさか。 特に「広島の犠牲に捧げる哀歌」は、まるで原爆により一瞬で消滅した人々の魂の叫びがこだましているかのようで、悲惨で目をそむけたくなるようだが、9分という短い時間に凝縮されており、圧倒的な迫力で聞こえてくるので、凝視させられているかのようだ。 原題は「哀歌、8分26秒」とのことで、1960年の作曲時点では広島とは直接関係なかったとのことで、作曲家自身の体験、ことによると第二次大戦による母国ポーランドがこうむった悲惨な状況を音楽で表したものかもしれない。 作曲家はのちにこの曲について「破壊と死滅の荒廃を直視し、そのなかから人間をとりもどす営みにこそ、犠牲の真意がある」と語っているとのことだが、確かに死と破壊といった目をそむけたくなるものを直視する姿勢はいやというほど感じられる。(できれば終結部にでもマーラーのように再生や復活といった光明・救いがあればと思うが。) いずれにしてもペンデレツキの音楽の真価がこの1枚に凝縮された渾身の1枚といえるでのはないだろうか。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|