どの曲も、フックが効き、キラキラと輝くばかりのキャッチーさ。
聴いててほんとに、こころ踊ります。
曲のキラキラとした魅力からは、「天賦の才」を感じさせ、圧倒されるほど。
言葉の安売りをするわけでなく、ほんとに久しぶりにあらわれた「天才」?
そう思わせるだけの魅力に溢れている。
本人が影響を受けたと公言するジェフ・バックリーのような、
アクの強さはなく、リスナーを限定しないと思います。
その反面、ジェフ・バックリーのような繊細さや深みにはやや欠けるかもしれません。
リリックのテーマは、20歳そこそこの青年らしい青臭さがあります。
とはいうものの、“We all spit at stars(僕らはみんな星に向かって唾を吐いている)”
なんて、とても詩的な表現が散りばめられてもいます。
リリー・アレンのようなヒップなミュージシャンが好きな人にも、
初期E・コステロのようなポップでキャッチーな曲が好きな人にも、
往年のギター・ポップ好きにも広くオススメできます。
メディアの「大型新人」の売り文句を裏切らない、
才能に溢れた「本物」だと思います。
さんざんメディアに騙された方も、本作は是非一聴を!