今やテスティノも数多くのクライアント先を持ち、色々なFashion誌にCampaignPhotoを含め数々沢山の写真を掲載しています。年齢的には大御所と言えるポジションなのですが、自分の歴史の中では'90年代初頭の特に"Gucci"のCampaignPhotoのブレイクで一躍脚光を浴び、世界に"テスティノ"の名前を知らしめたあの驚異的な反響が今も脳裏にに焼き付いています。だから今も"Fresh"なイメージが拭い切れない状態です。正に時代がテスティノを受け入れた瞬間でした。彼の持ち味(写風)として、スナップがベースになっていること。一瞬を捉える美学が存在すること(感性豊かで感度が頗る良い)。そしてテスティノ風と言い切れる写風が、彼の偉大さであり、彼の才能そのものです。持って生まれた芸術家の要因が漂います。
写真集自体は過去の作品群からセレクション。Vogue, Vanity Fair, Glamour, Harper's Bazaar, etc. & Campaign広告。BookDesignのコンサルタントとしてArt雑誌"Visionaire"のスティーブン・ガンが担当してるのが興味深い。インパクト性の強い表紙写真のセレクションや構図(切り取り)、色の演出効果は彼(ガン)無くしては有り得なかったと思います。またテスティノ自身も、逆にVisionaireの編集を手掛けるなど、仲の良い交友(交遊)関係が成り立っているところも面白い。ページ構成は、SuperModelのナオミ、ケイト、エバなどを始め、キャメロン・ディアス、ニコル・キッドマン、メグ・ライアン、キムベイ・シンガー、マドンナ、そして今は亡きPrincessダイアナなどの集大成Portrait集です。"Natural Beauty"そのものです。