ロングセラーな055シリーズの中でも、(カーボン製三脚と比較して)コスト的に手を出しやすいアルミ製三脚です。
基本性能がしっかりしていて使い勝手も良く、デジイチ用に本格的な三脚をお探しの向きには、購入の選択肢の一つに入れて良いものではないでしょうか。
カーボン製三脚よりも重量がかさむので、頻繁に移動して撮影する向きには不利になりますが、脚にクランプを咬ませてアクセサリを取り付けるなど、(カーボン製では躊躇するような)アルミならではの使い方ができる利点もあります。
個人的には、自身が扱う商品を室内で撮影することが多く、近接撮影する場面が多いのですが、その際に、センターポールが水平まで可倒するギミックと、ノッチ付きで大きく開く三脚の組み合わせが便利に使えます。
各部可動箇所のトルク感もやや重めながら適切な印象で、動作の軽い国産製などとの比較で、着実に操作できている感じがするのも好印象です。
セットされている雲台に関しては、操作感にクラシックな印象こそありますが、構図を確実に決めてじっくり撮りたい人には、こういうタイプが合ってると思います。
水準器の位置も、何気なく良く考えられていて見やすいと感じます。
超望遠でバルブ撮影などをするのでもない限りは、特に不満が出ることもないかと(それ以上を望むようなら、これよりワンクラス上の三脚を検討する方が良いでしょう)。
撮影のスピード感を大事にされるようなら、ボール式の自由雲台などを選ぶ方が懸命でしょうが、その辺は好みで選ぶようにすれば良いのでは、と思います。