ぼくが、このアルバム(「magnifiCathy」 wergo WER60054-50)を知ったのは某雑誌に連載していた故長岡鉄男「ディスク漫談」だと記憶している。アルバムタイトルはmagnific(堂々とした、大げさな)とcathyの合成語か。k解説文は英語が少なく録音データなし。個人データは両親がアルメニア共和国出身である事ぐらいしか読みとれなかった。録音は悪くはないが特に優秀でもない。ピアノが少しこもり気味か。ま、通常の再生で愉しむ上では何の障害もない。曲はモンテベルディ、ジョン・ケージ、ガーシュウイン、ジョン・レノン、からボイスパフォーマンスまで多彩。声質はとげとげしくはないが芯があり疾風怒濤変幻自在まったりとしてキュートでセクシー。5、6曲目は床?をたたく音が入る。7曲目、叫びつぶやき、地声から裏声まで正体を現す。すずか風鈴、衣擦れの音が塊??る。残響は多め。8曲目、Surabaya-Johnny。これ以降は一般的。現代曲、オペラはどうもという方にもすすめられる。11曲目が彼女のライブパフォーマンス。会場のノイズも盛大に入り、真価を発揮。余談だが、エキセントリックな女性ヴォーカルが好きならDiamanda Galasもどうぞ。内容録音ともに反社会的ですさまじい。