いやいやまさにWe love Musicだなあと感じさせる。聴いていてとても前向きで気持よくさせてくれる作品である。
過去のレビューやライブでまあ、良いことも書かなかった僕であるけど、この作品は素晴らしい。
今後の方向性も完全に決まった印象だ。
以前は剛速球投手という印象であったQuasimodeであるが、前作・今作と実に幅広く、ラテン、R&B、レゲエ、Hip-Hop
そしてStanndard Jazzを換骨奪胎して自分たちの音楽にした印象である。十八番のラテンベースのアップテンポは肩の力が
ふっと抜けていながらも自信みなぎる印象であるし、畠山美由紀さんをゲストに迎えた「ワルツが聞こえて」は
これがQuasimodeのBalladなんだねと感じた次第。テンポをかなり落としたダンサブルで
リズム感あふれるコードに美しいメロディを被せた、まあ、言葉で説明するのはちょっと難しいなあ。
今作では平戸さんのPianoが個性的で印象深い。硬質な音が特色と僕は感じたが、
6曲目のNo More SadnessはQuasi流のPiano Quartetの代表曲になりそう。
HornのないQuasiも良いでしょう。また、菊地成孔氏の参加した
12曲目Cosmic Eyesもドライブしているときに聴いて最高だった。
菊地さんDubなしが良いのでは?Saxの音は個性的で結構美声だと思う。
さて、捨て曲のない傑作アルバムであると思うが、その中でのBest Trackは3曲目Music Can Change the Worldだと僕は思う。
何故かって?是非試聴してみてください。納得されると思う。