93年発表の2nd。元カド・ベルのスチュワート・マッキロップ(key) やマイク・オールドフィールド・バンド時代の仲間でもあったティム・レンウィック(g)、元ジャック・ナイフのカート・クレス(dr)、ピーター・ウェイヒ(g)、クリスチャン・シュルツ(k) など前作とほぼ同一のメンバーで製作された姉妹盤のような作品。楽曲の方も前作同様にスチュワートとゲイヴィン・ホッジズ、マギーらの手によって書かれている。1.はヨーロッパ的な美しいメロディを持った曲・・・というよりもマイク・オールドフィールド時代を彷佛とさせると表現した方が良い佳曲。マイク経由で来たであろうファンを直撃する必殺の曲だと思う。2.はアコギをベースにしたトラッド風味のポップ曲。アニー・ハズラムの90年作『ムーライト・シャドウ』の雰囲気を思い起こさせる曲である。
マイク・オールドフィールドのポップ曲を踏襲したかの内容であり、それは前作とほぼ同じ。マイクのような癖 (ギター) がないために中庸な印象は免れないが、楽曲はハイ・クオリティ。ヴォーカルも全く衰えを知らない全盛期そのままのであり、安心して聞ける。何にしてもこのヨーロッパ風味というのは捨て難い魅力である。