1stアルバムで多種のジャンルを包括的に一つの世界にまとめ上げる懐の深さを見せ、
little dragonとしか形容しようのない音を作り上げたが、2ndにてその世界観は継承され、固まったよう。
yukimi naganoのファンに留まらず、little dragonとして大きなファン層ができているのでは。
ドリームポップとか、シャーマニックエレクトロ(NME)と評されていますが、
そういう新語で形容したくさせます。
音の感触はクラフトワークのようなローテンションなビートや、チープなシンセの音色は80年代を感じさせるものの、
やはりR&Bの歌手から影響を受けたそうなyukimi naganoのだるそうなボーカルがオリジナリティを与えてます。
1stからの幻想的で神秘的な世界は、ジャケットと相まって幻想度を一層増しています。
全体に少しもやのかかったような暗いムードが覆っています。
神話の世界から飛び出てきたような草木や動物の異形がジャケットに描かれており、
太古のイメージを湧き起こすと思えば、見開きを開ければ、宇宙服に身を包んだバンドの写真があり、
幻想と未来の合体は"machine dreams"というタイトルの通り。
そのギャップは、懐かしさを感じさせながらどこか未来的である音世界のイメージともダブります。
個人的に1stの衝撃度を上回らないのは、"twice","recommendation""constant surprise""forever""after the rain"等、
名曲が多く、口ずさみたくなる病みつきなリフがあったからでしょうか。
"i'm found lovin'"のようなイントロで始まるエレクトロ"runabout"などがいい。
1stの日本盤に収録された"fortune"が再録。