資金不足のデラーズ軍が、不足するMSの機数をなんとかするためにF2ザクとガトルをくっつけて急造したMS、ドラッツェ。
その設定を活かしてか、キットもコストを気にしたような構成です。
箱を開けて胴体パーツを見てびっくり。裏側パーツにリアアーマーが直付け。
3パーツで出来上がるこのパーツ構成は初代ガンプラのものを思い出されます。この辺でもうわくわくしてきます。
マシンガンハンドもマガジンを含めたモナカ割りの3パーツと、最近のHGにしては大味なパーツ構成なため、パーツ数が少なく、ヤスリがけ無しで組み立てるだけなら多分一時間かかりません。
ボーナスパーツ的なガトリングガンは複雑な形状なのにたった5パーツですが、成形しやすい構成なので合わせ目消しはわりと楽です。センサーパーツを市販のレンズにしてやればかなりかっこよくなります。
やや重いので、両手持ち推奨。
これを持たせるためには下腕部をマシンガンハンドと取り換える必要がありますが、マシンガンの合わせ目消しをするのに接着をしてしまうと、この交換が不可能になってしまいます。どちらも楽しみたいならピンを切って後ハメ工作的なことをするか、2個買いするしかないようです。何気にF2ザクとは違うパーツ構成なのでジャンクパーツで代用もできませんし…。
付属のスタンドは前後左右に可動するネジしめ式のもので、かなり大型です。おそらく価格の2割くらいがこれのおかげでアップしたものと思われます。
色分けは、モノアイレール、首周りのフレーム色、各バーニアが不完全。
組み上げて眺めて見ると、久々に「この子、なんとかしてあげないと…」という工作欲を刺激する、なんとも愛しい不完全さ。
成形色がおもちゃっぽいうえに広い平面。もちろんヒケも目立ちます(脚部スラスターとか)。
モノアイもシールなのでここはレンズパーツで自作したい。
この素組の状態を見てやりたいことが次々浮かぶ人ならおそらく価格以上の楽しみは得られるものと思いますし、ドラッツェの発売を待っているようなコアなガンプラファンなら「これくらいイケるでしょ?」と言われてるような気がして、燃えてきます。
おそらく前線単位で様々な改装機があったであろうことが想像できる機体ですので、オリジナルのカラーリングや副兵装を考えて改造するのが楽しい、良い素体です。