20年ものハード・ロック期を経て、ようやくR&Bに戻ってきてくれました。
いつまでも老けない変わらぬ声質で、優しく穏やかに歌い上げています。
やはりJ-POPより歌いやすいようで、オリジナルに忠実で声が硬かったVOCALIST 1に比べ
遥かに伸びやかで情感豊か。
カラオケのようだったチープなサウンドも、今回は厚みのある素晴らしい作りです。
ジェイク・シマブクロ、バックコーラスで露崎春女が参加。
一月に亡くなったエリックのお母さんは、あなたがこんな風に歌うのを聴くのはTo Be With You以来だわ、と感涙されたそうです。
歌うために生まれてきた本当のシンガーが、ギミックなしで挑んだ正統派のカバー・アルバム
だと思います。話題性という点では前作より劣りますが、音楽的にはこちらのほうが素晴らしいので、ヒットしてほしいな〜。
(追記)
エリックのインタビューを参考にしつつ聴きこんでの感想なんですが、エリックにとって思い入れのある曲と、そうでない曲で、出来に差があるように感じました。そんな中でも、楽しんで歌っているのがひしひしと伝わる11、試行錯誤の末に過剰なDIVA色をそぎ落とした9、BEATLES的なポップさとの相性の良さに改めて気づかされる8、といった選曲は成功していると思います。
コアなファンとしては、もし本人が選曲していればどんな内容になったのか、聴きたかったなぁ・・とも思うし、もっと主体的に作らせてあげてよ!とも思う企画でした。