今回、スバルを追い詰めたのはニコでした。
一時はソウルメイトとまで思っていたパートナーからの決定的な言葉。
それは、喪失ではあるがバレエと引き換えたという罪悪は生まれない。
その気持ちが向かった先は"怒り"でした。
1人で生きていく。
いつも思いますが、覚悟を決めた女性は美しい。
人と異なる速度で運命を生きるスバル。他人との違和感は拭えない。
やはりソウルメイトとなると同じ速度の人間なのでしょうか・・・
そして、パフォーマンスが始まる。
規定内の新解釈黒鳥は、観客を魅了する。凡人の量りではそれで十分。
だが、スバルはそこで留まる事を許されない。
終盤、妖しく光るスイッチが入る。
そう、スバルはスロースターターだった。
自分の生き方を自覚したとき、スバルの感情が異質な空気となって
観客に広がる。
刑務所では果て無き喜びだったが、今回はとてつもない怒り。
その怒りは誰にも理解されることはない。
そうやって1人だけ先へ先へ進む様は白鳥の湖から変わらない。
衝撃のド迫力で踊り続けた結果、ミンミンの踊りは10ページ。
これでは、本当の意味でスバルを追い詰めることはできないと思う。
スバルはブレる事で高みに昇る。ブレることで新たな答えを見つける
ことができる。ブレない人間なんて見てて面白くない!
感情に揺さぶられて悩み苦しむのが人間だ!
下手に悟るな!生きろ!スバル!