これまでこの作品に欠けている物があったとすれば主人公を激しく突き動かすライバルの存在でした。
スポ根好き(wとしては待望していた存在がこの巻からついに出てきた感じがしました。
ミンミンの物語にこれだけの熱量を割かなければスバルには対抗できないのでしょう、ワクワクして読みました。
ミンミンはこのエピソードの中でどんどん力を得ていて今や連載では不気味で妖しい魅力とパワーを身に付けつつあります。
ある意味スバル以上に。
ミンミンの生い立ちが不幸だというのはそれこそイージーすぎる見方だと思います、逆です。
不幸どころかミンミンは色んなものを与えられ、得ている最中で
彼女もスバルと同じく「最高に幸せな人生」を生きつつあるのだと思います。
そして一見似ていてもスバルとは決定的に違うところがあり、それが彼女の強さにつながっているのですが
そのことについてスバルが語っているところが面白い。
確かにミンミンは同性から見てイラッと来るところがあって(wスバルの気持ちがわかります。
多分意図的にこういうキャラにしたのでしょうね。
今までそのすごすぎる才能ゆえどことなくすべてに倦んでいたスバルがミンミンという
どうしても癇に障るもう一人の天才を「得て」変わっていきます。スバルのエネルギーもさらに増大していきそうで今後が楽しみです。
昔からの曽田さんファンとしてはミンミンがシャカリキ!のユタを越えるライバルキャラに育つことを願っています。
あと余談ですが個人的には「昴」のころの各話のサブタイトルが好きだったのですが
MOONではなぜ無くなってしまったのでしょうか?ぜひ復活してください。