誌面はオールカラーで全64ページ中、20ページが「宇宙戦艦ヤマト復活篇」です。
あと、GONZO作品「ラストエグザイル」の続編に小林さんが再度、メカデザイン等を担当されています。こちらは22ページ掲載でCGも駆使したメカ設定がこれでもかという位に細かく載っていますね。
他のページでは模型も得意分野とする小林さんなので「バトルスターギャラクティカ」からバイパーmk2&mk7の作例が2ページやガンダムでデザインしたジオ関連のガレージキット(小林さん以外の方)の作例なども掲載されています。
やはり私が興味深いのは「宇宙戦艦ヤマト復活篇」のディレクターズ・カット版の内容。
2009年末に劇場公開された復活篇でしたが、賛否両論のある作品でした。そして西崎監督が2010年11月にディレクターズ・カットの進行中半ばに他界されました。後は復活篇でメカニック演出を担当していた、はばらのぶよしさんらと共に小林さん、新作原画は湖川さんが再度担当して引き継いだ事は各ブログなどで私も知りました。この本からは、ディレクターズ・カット版の参加には小林さんも色々と事情があった事や小林さんの西崎監督への想いも読み取れました。
小林さん画によるメカ(映像用にデジタルソフト等で着色した素材とも感じられます)は結構、大きく掲載で過去の艦船も退役艦仕様としてデザインもリファインされて登場。本の内容からすると新作カットのメカは一瞬の登場みたいですが、期待せずにはいられない絵が誌面に続きます。劇場公開した復活篇DVD化等ではアナザーエンディングも映像特典と予定していたが製作者側の意思で取り消しがありました。それはディレクターズ・カット版の内容が影響した事を私は感じますね。しかし、詳しい事は現時点で語られていないですがディレクターズ・カット版から次への作品の可能性も感じられました。
ちなみに表紙のヤマトのような艦船は「ムサシ」です。作品の設定的には、ヤマト再建計画に先駆けて西暦2210年に造船された"波動実験艦"との事。どのように登場するかはこの本にも掲載されているディレクターズ・カットのラスト追加シーン絵コンテに載っています。イメージボード等も載っていますのでこの本を先に読むと初見のインパクトや印象が変わるかも知れないので要注意でもあります。
小林さんの記事コメントによると「宇宙戦艦ヤマト復活篇」ディレクターズ・カット版は6月中に完成、BGMも過去の名曲をピックアップして最終段階ともありました。7月には「ヤマトクルー」等で告知も出るとの事でなんとか実現されるようですね。