10で初めてこのシリーズをプレイし、2年目になります。今作も素晴らしい出来です。
10と比べて、大きな進化・変更を感じたのは次の3つです。
1、選手のフォームのスムーズ化
投球フォームが手投げが少なくなり、よりダイナミックになりました。
これも大きいのですが、一番大きいと感じたのは、打撃フォームです。
打撃前に×を押すと一旦フォームを崩して整えなおす動作をしますが、10はこれが非常に窮屈なものが多く、あまりにも不自然でした。
11はこれが改善し、スムーズに整えてくれます。
フォロースルーは相変わらずで、ほとんどの人が打った後同じような動作をします。
イチローのような、体勢を崩しながら、アウトローの球に合わせて打つ動作も欲しいのですが、それは次回作以降に期待するという事で・・・
2、ピュアアナログコントロール
新しく4つのシステムが追加されました。
これは賛否両論あるかと思いますが、これらの操作に合わなかったら以前までの操作にもちろん切り替えられるのでそこは心配いりません。
・ピュアアナログヒッティング
投手がリリースしたと同時に右スティックを下に倒し、球が来る方向(具体的には、左上、真上、右上の3つに分かれている)に上に倒す打ち方です。
方向は指定できますが、高さまで指定できない為、ゲームを遊んでいるのでは無く、ゲームに遊ばれている感覚も出てきます。
但し気軽に打つ事が出来、ベースボールシュミレーターとして遊ぶにはもってこいの打ち方ではないか、と思います。
・ピュアアナログピッチング
投手がためるまで右スティックを下に倒し続け、球を投げたい方向に上に倒す投げ方です。
この投球操作の一番の利点はコースを決めた後もある程度自由が利くようになった、ということです。
以前までのメーターでは投げ始めると途中でコースを変更できませんでした。
しかし、この操作はわざと逆玉を投げて不意を突いたり、最初はストライクコースに指定していたが、やっぱり外そう。ということが出来ます。
操作自体も投げてるような感覚になり、非常におすすめです。
・ピュアアナログスローイング
守備でボールを捕球した後、右スティックで投げたい塁を指定して送球する方法です。
以前のメーターと違い、送球してるような感覚になりますが、これには難易度があり、オールスター以上の場合は送球のパワーが最小でもエラーする事があるので、これもゲームに遊ばれてる感覚が出てきますが、これは実際にやって自分の納得いくように調整するしかないでしょう。
・フェイクスローシステム
捕球して、右スティックで投げたい塁を指定した後、すぐに別の塁を指定したらそっちに投げてくれるシステムです。
今までは一回指定したらそこに投げますが、今回からこのシステムがあるので、走塁との駆け引きが楽しめます。
ピュアアナログコントロールは今までの操作に追加され、遊びの幅を広げてくれるのは間違いないです。
より野球をしている感覚になれると思います。
3、RTTS(Road to the show)の進化
・どういうタイプにするか自由に指定できる
今までのRTTSは最初の選手作成で能力のパラメーターがほぼ固定でしたが、今回からアベレージヒッターにするのか、パワーヒッターにするのか、などが選べます。これによって、今後の選手人生も色んな方向に変わってくるかもしれません。
・正当な評価をされ、経験値が入りやすい
今までの野球ゲームだと、ゲッツーを打ったらどんな打席内容であろうと、「悪い打席」と捉えられ、経験値が大きく減りました。
しかし今回のRTTSはこの打席はうまくボールを捉えらていたが、しかし不運にもゲッツーだった。だから「悪い打席ではなかった」と正当に評価してくれます。
逆に、ヒットになったが、うまくボールを捉えられてなかった。たまたま守備のお粗末でヒットになった。だから「悪い打席だった」などの評価もあります。
こうやって各打席毎に経験値が入り、いい打席が多いほど経験値が大きく与えられます。
まともに評価してくれるのは、やる気が上がり、1打席1打席をいい打席にしようと奮闘することができます。
最後に、このように追加要素やいい方向に変更された事もそうなのですが、一番評価できるのは、「悪い方向に変更されたとこが無い」という事です。
毎年出すような野球ゲームは、「追加要素はあるけど、今まで出来なかった事が出来ない」というのがありがちですが、このゲームはそういった事がありません。
コンスタントにクオリティの高いゲームを出し続けているこのシリーズの開発陣には感服します。
初めてこのシリーズをプレイする人は、wikiや翻訳サイトを駆使しながらプレイするとすぐに馴れますよ。
英語だからと言ってスルーするにはあまりにも勿体ないゲームだと思います。