【 買い求めるまで 】 ノートパソコンに繋いだダイヤモンドトロンのディスプレーが不調になったので、
発売されたばかりのLEDバックライトのダイヤモンドクリスタのディスプレーを中心に、代替品を調べました。
はじめてのマトモ?な液晶ディスプレーです。テレビも含めブラウン管ディスプレーに慣れた身に、違和感は拭えませんが、仕方ありません。
当初はビデオ機器を繋いだマルチ・メディア化を想定して、姉妹機のグレア画面のほうを考えていましたが、高級品!〜オーバースペックと思われる上位機種はいくらでもあって、あのナナオ( 〜当時はVAパネルだけ?で、NECは視野にありませんでした)も考慮したり、IPS方式の液晶パネルは必要条件にしても、ノートパソコン本体の液晶ディスプレー等と見較べて、反射は少ないほうが、と思いなおし、インターネットの閲覧と写真のすさびに止まっている現状では、ノングレア画面のほうが快適と、考えるようになりました。
【 印象、接続など 】 枠〜ベゼル廻り 20mm、中央部の厚みさえ 39mm と、きわめて薄く、
剛性感のあるアルミ製のスタンドを含めて 4.4kg は軽く、照かりの少ない画面に、艶消しのプラスチック・ベゼルは、ストイックな造形感覚です。
スタンドは低めです。
カタログで 394mm の高さというのは、いちばん伸ばした高さで、一段 15mmの割合で二段 30mm低くできます。
パソコンとは付属のミニD-SUB15ピンケーブルでアナログ接続ができます。デジタル接続のためのDVIケーブルは付属していますが、HDMIケーブルは付属してはいません。しかも2系統あるHDMIケーブルは、ベゼル裏に並行して中央のふくらみ部分に横挿しするタイプになるために、肉厚のプラグは使えません。それで小振りのHDMIケーブルで繋ぎましたが、アナログとデジタルの画質の違いは、わたしには区別がつきませんでした。あと D5端子も備わっていて、アナログの映像信号を入力できます。音声は、HDMIケーブルで共用できるほかに付属の 3.5mm径のステレオミニジャック用のケーブルか、別売りのRCAピンジャック用のケーブルで繋ぎますが、本体の軽&薄化のために、「ダイヤトーン」ブランドを擁する三菱電機の、2W+2W のステレオといっても、明らかに痩せた音です。テレビ入力等にすると、ダイナミックレンジが縮小して、音量レベルは上がったように感じられますが、落ち着いた音を聴きたければ、結局のところ、外付けオーディオに繋ぐことになります。
すこし気になったことを付け加えると、この製品は中国で組み上げられています。だからというわけではない??のでしょうが、ベゼルがタワんで液晶画面との間に隙間ができたり、梱包材の発泡スチロールと擦れて?ベゼルが部分的に白けて見えるなど、鷹揚なところがあります。現地工場の品質管理が行き届いていないのか、あるいは仕方がないことなのでしょうか? 二か月を経てドット抜け〜赤点の常時点灯も現われてきましたが、これまでの液晶製品で、はじめての経験です。ドット抜けは、仕方がない〜そうでなければ、このような競争力を保てる価格で流通できない!ようで、どうしても気になるようであれば、ドット抜け保障( 〜内容は様々)のある店舗で購入すべきでしょう。
【 画質 】 「黒」の深さ、締まり具合は、VAパネルやグレア画面ほどではないにしても、じゅうぶんです。「白」色の鮮やかさも、階調も、じゅうぶんです。ただ気持ちのいい「白」色ではありません。グラニュー糖を撒き散らして、流動?するようなギラツキを感じることがあります。( このクラスの IPSパネルは、他社もそうであるように、三菱も、韓国 LG社製品を組み込んでいるようです。)しかし、おおむね反射を気にせず、画面に集中できます。IPSパネルの利点は、視野角が広く、色を確認しやすいことです。気になれば、同梱のCDに、詳細な取扱説明のPDFファイルとともに収めてあるカラーマネジメントソフト「EASYCOLOR!3」をパソコンに移して、調整していこうと思います。このディスプレーは、sRGB規格の色再現性があります。AdobeRGB規格までの色再現性には、対応していません。
ノイズリダクションなどの補正機能は効果的で、オートにすることもできますが、AV視聴や事務作業ではなく、グラフィック作業の場合、個々のディスプレー特有の美しさには注意しなくてはなりません。このディスプレーの発色は、おおむね穏やかで、納得できるものです。
バックライトのLEDは、いっそうの発展が見込める技術ですが、現時点でも、納得できるものです。
【 総評 】 マルチ画面は、快適です。
画像閲覧ソフトに、XnView や Nikon ViewNX を使っているわたしは、快適です。
とりわけ今回からは 1920×1080画素画面が可能になって、インターネットも、合わせて3画面分!の広さで楽しめます。
わたしのノートパソコンは 15.6インチの 1366×768画素画面ですが、この23インチの 1920×1080画素画面は、単位画素あたりの大きさはほとんど変わらず、というよりわずかに大きくなっているだけですから、並べても違和感が少なく、快適に文字を読むことができます。そして地図は大きく広げることができます。マルチ画面は、多くのノートパソコン、デスクトップパソコンで可能ですから、お奨めいたします。
< oct, 2011 〜 補訂 >