HDMIx2、DVI、D-Sub、D5の合計5つの端子を備え、画質をコントロールする多数のパラメータを持ち、テキストや動画、ゲームなど、質の異なる画像に幅広く対応できるよう設計されたディスプレイです。接続された複数の機器を同時に稼動して、入力を頻繁に切り替えながら利用しても、ユーザーがストレスを感じないよう、よくよくインタフェースが考えられているのが特徴です。
画質に関するパラメータ設定は最大6つまで記録しておくことが可能で、さらに端子ごとにどの設定が使われるかを記憶しておいてくれます。たとえば、DVI端子からの入力にはテキスト表示に適した設定を、HDMI1端子からの入力には動画に適した設定を、D5端子からの入力にはゲームに適した設定を…といった具合に、自動的に切り替えてくれます。また、付属のカードリモコンでは、入力端子をダイレクトに選択できたり、適用される設定や画面サイズ、よく使うパラメータなどを直接変更できるようになっています。そのほか、一時的に画面表示をオフにする「消画」ボタンや、一定時間後に電源をオフにする「オフタイマー」などもあり、このあたりの使い勝手のよさは、テレビの感覚に近いものがあります。
唯一、コストダウンの影響が大きく出ているなと感じるのは台座で、高くすると結構ぐらつきます。VESA規格に対応するので、別途頑丈なアームを取り付けることは可能です。
IPSパネルゆえの視野角の広さが何よりも便利で、床に寝転がっても画面がちゃんと見えるのはありがたい限り。動画の残像も少なく、低解像度の画像でもシャープさを損なわないなど、端子数の豊富さもあいまって、マルチメディアモデルの名にふさわしい多目的の利用に耐える良い製品になっていると思います。