暑い。熱い。アツイ。
今年の夏は、日本中が悲鳴をあげるほどの―それはまさに、CKBの真夏の曲そのままの―うだるような熱さが続いている。
そんな2010年の夏。いつものようにCKBから新しいアルバムが届いた(珍しいことに、アウターケースつきのプラジャケで!)。
中古屋さんでいうところの「新品同様」=「サイコーにいい状態」、というそのタイトルが、「今まさにこんな感じだから、とにかく聴いて!聴いて!」という、剣さんの心情を如実に表わしているかのようだ。
アルバムのオープニングらしい、荘厳なアウトロのついた「1107」に始まり、その後はもう熱帯一直線。涼を求めるのもいいけど、この場合、熱さには熱さで対抗するのがいいと思い知らされた(紅白の司会者みたいだな)。
ある意味、最大の注目作である韓国トロットの大ヒット曲のカヴァー「無条件(ムジョッコン)」は、本アルバム中もっとも熱い1曲かもしれない。
ラストは剣さん&愛子ちゃんのデュエット「シャンタン」、そしてのっさんのギター・インスト「地層」でしっとりと締めくくる。
このところ距離をおき、離れていた人にも、とりあえずはレンタルでもいいので聴いてもらいたい、そんなアルバムではある(CDのみの通常盤『
MINT CONDITION』もあり)。
おまけDVDでは、このアルバムと同じタイトルで行われた2010年初夏のライヴハウスツアーから、6月18日、大阪BIG CATにて収録された映像(ライヴ映像を編集した「1107」のPVも入って、約47分)が、ガッツリ楽しめてしまう。あえてざらつかせた画質が妙にいい感じで、ホールではなくライヴハウスでCKBを楽しむ時の“あの”雰囲気がモロに伝わってくるのがうれしい。