再結集後の彼らの演奏は聴き応えありまくりで、
「ラウドネス」の名に恥じないだけのけたたましい楽器パートが面白い。
新しい演奏のアイデアも満載だし、その攻めの姿勢は格好いい。
ここまでやれる同世代は、国内国外問わず、本当に希有だろう。
がしかし、今回のアルバムは再結集後の作品の多くでみられていた、
ヴォーカルの音量レベルの低さは多少改善されてはいるものの、
やっぱり相変わらずヴォーカル・メロディーは弱い。
これでメロディーの質が高まったら最強のバンドなんだがな、
…と思い続けて買い続けること何作目?
ここ数作は多少はマシな歌メロになってきてはいるが、
でも再結集以前の二井原時代と比べると…………その差は歴然だ。
引き合いに出すとファンにもメンバーにも怒られるかもしれないが、
なぜ二井原実は今でもX.Y.Z.→Aではあれだけメロディアスに歌い上げるのに
ラウドネス脱退後のSLYでもいいメロディーが満載だったっていうのに、
こと再結集ラウドネスとなると、何故こうも冴えないのか……。
もっと歌える人なのに、聴かせられる人なのに、
それがラウドネスでは全く生かし切れていない。
聴いていて、もやもやしっぱなしである。
要するに、歌い手にとってメロディーを乗せにくい演奏ってことなんだろうが、
コレ、どうにかならんものなの?
こういう作風のがずーーーーーーーっと続くと、
演奏陣は、自分のパートしか耳に入ってないのではないかと思えるんだが。
そろそろ、聴き終えたあとにスカッとするラウドネスを聴きたいものだ!