低予算感丸出しの音質。
各楽器の音の分離がイマイチ。
全体的にベースが太すぎて、逆にドラムは軽め。ぐしゃっとつぶれたようなサウンド。
10-FEETのTAKUMA監修らしいが、「もうちょっとクリアにできなかったのか?」
というのが正直な感想。
例えばモーターヘッドのトリビュートなら、
敢えてこういった音作りにするのもありかとは思うが、
Motorbreath、Metal Militia、Fight Fire With Fireといったスラッシーな曲を収録しているのだから
もっとエッジをはっきりさせ、演奏者の姿が見えるサウンドにしてもらいたい。
必要以上ににアンダーグラウンドなサウンドにされてしまったのが残念。
しかし、各バンドによる斬新な解釈は興味深かった。
BEAT CRUSADERSやPOLYSICSはシンセや電子音を駆使し、
RAZORS EDGEはスカ要素を注入。
9mm Parabellum Bulletは随所で「らしさ」溢れるメロディ使い。
そしてアルバムの最後では、OUTRAGEが直球ド真ん中勝負のカヴァーを披露。
なんの捻りもナシ、まっすぐなカヴァー。
しかしこれだけレベルが高いと、ただただ唸るしかない。
音質、参加バンドの知名度、内容・・・総合で個人的に70点というところ。
ガチガチのメタル・ファンより、まんべんなくロックを聴いている人の方が楽しめるコンピだろう。