【良い点】
・「わかりやすい」ではなく、「読みやすい」。
そもそも本試験はおそらくMCPの中では比較的合格の容易な部類に入る試験。
まとめ方によってはここまで厚い本にはならないはずと個人的には思うのですが、
ページを開くとそこは図のオンパレード。
全ページを流し読みすれば判りますが、この本の半分は図でできています。いや誇張じゃなく本当に。
活字よりもまず図を追っていき、その説明としてついでに文字を読む感じになるため、
読んでて頭痛くならない。疲れない。そして気づけばあっという間に50ページ、100ページ……
勿論説明も十分にわかりやすいものなんですが、
それ以上に読み手に敷居の高い印象を与えない読みやすさが目立つ本です。
【悪い点】
・Windows7の特性にフォーカスが行き過ぎている。
Windows7から新たに加わった特性・機能については懇切丁寧に説明されているのですが、
新機能だけがWindows7の本質ではない点がどうも抜け落ちている感があるというか、
WindowsXPと共通の機能については、殆ど触れられていない箇所が何か所かあります。
70-680はWindows7の実装・展開・管理についてのスキルを問う試験でありますが、
管理についてはWindowsXPから引き継がれた機能も多々あり、そこについての説明が薄いため、
ある程度Windows OSに慣れ親しんだ人でないと、その辺りで思わぬ失点をする可能性があります。
この試験を受ける以上、Windows7環境をお持ちであるとは思うので、
コントロールパネルからできること位は実環境で一通り押さえておいた方が良いでしょう。
これは問題集ではなく参考書なので、収録されている問題数は各章ごとに5問程度と少ないです。
しかし読み物として非常に読みやすいため、内容がよく頭に入ってくるため、
一通り読んで巻末の模擬試験問題を何回か解いて、10割正答ができるようになれば、これ1冊で合格は可能なように思います。