★3.5個。
ヒトに関するものだけに他のMBA科目のように決め手となるフレームワークがないことが、学問としてのリーダーシップの難しいところ。
この本の良い所は、リーダーシップに関する研究の系譜をまとめた上で、現在の経営に適した理論をいくつか選び出してそれらを体系的に結びつけている点。
リーダーシップについて、根本的に一つのモデルを振り回すだけの本はたくさんあるが、実際に使おうとしたときに現実性に欠けているものも多い。
その点、この本はケーススタディーとフレームワークを効果的に活用して、理論と実践をうまく結び付けようとしている点に好感が持てる。
非常にグロービスらしい本だと思うので、他のグロービスシリーズが気に入っている人にはおすすめ。