登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素朴な疑問ほど、現実の根は深い,
By
レビュー対象商品: MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方 (単行本)
「MBAで学んだことが実務で役に立つのか?」「実務経験のない学者にビジネスが教えられるのか?」・・・MBAの是非についてはこのような疑問がいつも付きまとってきた。このあまりにも素朴な疑問は、論調によってはMBAを本当はよく知らない外野の野次に過ぎなかったり、あるいはMBAに過剰な期待をして裏切られたことへの恨み節として映ることも多く、真剣な議論を経て教育や人材育成への反省に活かされることはほとんどなかったのではないだろうか。教育の立場から、世界的に著名な経営学者がこのテーマに公然と向き合ったことがこの本の大きな価値だと思う。本書は、主として米国の現状を取り上げたものだが、MBAをはじめとしたビジネス教育を不要と論じているのではなく、「誰に」「何を」「どのタイミングで」「どのように」学ばせるべきかということを問題提起したものである。その全てがかみ合っていないことが、MBAを始めとしたマネジメント教育の問題の本質であり、結果として現場とマネジメントの乖離を招いているというのが、「MBAが会社を滅ぼす」というセンセーショナルなタイトルに込められている。 幸いというべきか、日本では「現場の強み」を活かす経営に立ち戻ることに改めて注目が集まっている。本書でも、日本の事例に触れている箇所は少ないながらも、概ね肯定的な見解が示されている。一方で、高度専門職人材養成の名目のもとに社会人大学院は増加しており、日本のビジネス教育はこれからその真価を問われることになる。本書に描かれた問題点は、日本の特性に則したビジネス教育の確立を構築する上で、教育関係者や企業の人材育成担当者に大いに参考になるだろう。
36 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ミンツバーグだからできるMBA批判,
By 和泉 茂一 "シゲ" (山梨県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方 (単行本)
内容はインパクトがあり,おもしろいと思うが,とにかくボリュームがすごいので読むのが大変と言う率直な感想.500ページを超える記述は,もう少しまとめられるような気がする(300ページ以内?).結構,記述内容に重複しているような話が無くはない?本著のポイントはいくつがあるが,ハーバードビジネススクールのMBA 教育をここまで正面から批判するのはすごいことだし,ミンツバーグだからできるのだと思う.そこでの主張は,マネジメントを経験しない学生にいくらケーススタディーをやっても本質的なところは学び取れないと言うもの,全くもってその通りだと思った.これに対して MIT スローンは肯定的に対比されている.要は How-to 教育のハーバードMBAプログラムは,研究(応用の利く理論とマネジメントを照らし合わせる学習の進め方)の視点が強い教育に比較して学習が浅くなるとの主張であり,小生も全く同感する. その他に興味深い点として,日本のマネジメント教育やMBAの考え方も述べられている.日本人にとっての国外MBAの価値は,英語教育と英語を使ったディベートの鍛錬であり,マネジメントを学ぶことは目的でなかったのかもしれない.日本企業の実践するマネジメント教育は優れているとの評価があり,OJT の中での『JOB ROTATION』が中核を無し,個人主義的な米国に比較して有効に機能している可能性が有るかもしれないとの指摘もある. ミンツバーグが提案するマネジメント教育の構築方法として,本書第9章以降の実践を推奨しており,本質を見失いつつあるMBA教育に一石を投じるものである. これを実践しているのが IMPM(国際マネジメント実務修士課程)であり,ミンツバーグは理想的なマネジメント教育を目指しているとの結論となる.
27 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「社会人がいかに学習するか」,
By
レビュー対象商品: MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方 (単行本)
MBAが全盛ともいえるこの時代に何とも刺激的なタイトルだが中身を読むともっと大きなテーマが全編に渡って貫かれていることを知る。 すなわち、「社会人がいかに学習するか」ということである。 「現在のMBAのカリキュラムは、優れたマネジャーを輩出していない」 という切実な問題点を声を大にして提起し 「なぜ現行のカリキュラムがうまく機能しないのか」、そして 「優れたマネジャーを育てるにはどのような学習過程が求められるのか」 といったことを様々な例を提示しながら、分析し、解説している。 その上で、解決策の一例としてミンツバーグ自身が携わった IMPMというカリキュラムを紹介している。 私自身、数年後にMBAの取得を目指していたが この本を読んで今後のキャリアプランを再考するきっかけとなった。 これからMBAの取得を考えている人には是非読んでいただきたい。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|