BEAUTIFULから1作違うプロデューサーでJOURNEYを作成。そして、1年ぶりにBEAUTIFULまでを作成した中田ヤスタカをプロデューサーに迎えての作品。今時の作品としては、尺が短いのが特徴。曲数の割に全部で40分弱というシンプルさである。
音楽的には、STEP, BEAMといった過去の作品のプリミティブな部分を削って、2010年版MEGの音といった感じである。先行シングルも何の違和感も無くアルバムの中に溶け込んでいる。中田ヤスタカというとどうしてもボーカルにまでエフェクターを掛けてしまう音楽がイメージとして強いが本作において、エフェクターは控えめ、主役はMEGという作りになっている。
本作を始めて聴く人からすると、パッケージの豪華さが鼻に付くかもしれない。
ファッションというものをMEGを構成するひとつの要素として考えた場合、初回限定盤のパッケージは音に対して付加的に増殖する要素を加えているという点に気づいてもらえると、アルバムの意義というものも理解できる。今時、iPodに放り込んでプラスティックパッケージを捨てる(中古に売る)という事が多い世の中においては、トータルアートとしてのアルバムとして存在を訴えている。