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52 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現時点(2007年4月),
By
レビュー対象商品: MASTERキートン (1) (ビッグコミックス) (新書)
現時点で、この本が手に新品で手に入りにくい状況であるというのは残念だ。早急に改善を願う。主人公のキートンが保険調査員と(しがない)研究者という二つの顔を持つように、内容も「ミステリー(アクション)」と「学問」の二つが大きな柱となっている。前者は、まるで007並の体力とホームズ並の推理力で読み手を爽快な気分にさせ、後者は「学ぶ」ということはどういうことなのかということを、かなり真面目に考えさせる。漫画しか読まない/読めない大学生にも、せめてこの作品は読んでほしい。書庫に籠もって研究に没頭する楽しさ、土を掘って埃まみれになる喜びを伝えてくれる漫画など、他にはないと思うからだ。 常に漂うユーモアと英国趣味、そして深い人情も素敵だ。『MONSTER』ほど深刻でなく、『YAWARA!』ほど軽薄でもない。著者の最高傑作のひとつであろうし、長い漫画の歴史の中でも大きな収穫として数えられるだろう。だからこそ、もう一度繰り返したい。 現時点で、この本が手に新品で手に入りにくい状況であるというのは残念だ。早急に改善を願う。
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
何度も読みたくなる,
By とぎ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: MASTERキートン (1) (ビッグコミックス) (新書)
『マスターキートン』の良さの一つは、知識や言葉が押し付けがましくないところです。さまざまな専門知識が出てきますが決してウンチクや知識自慢にはならず、人生を語る言葉も説教臭くありません。優しくてどこかとぼけたキートンのキャラクターが、ここにも活きています。このマンガの、謎解きやアクションの面白さはもちろんですが、私は「喜びの壁(4巻)」や「瑪瑙色の時間(7巻)」のような、登場人物が語り合うエピソードが特に好きです。(甘えのない)優しい雰囲気が漂っています。
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
浦沢直樹ならこれがベスト,
By
レビュー対象商品: MASTERキートン (1) (ビッグコミックス) (新書)
原作者が誰かという問題はおいても、浦沢直樹の著作物の中ではこの作品がダントツに面白い。日本人とイギリス人のハーフであり、考古学者・英国最大の保険険組織ロイズの保険調査員・英国特殊空挺部隊の元サバイバル教官というスーパー主人公でありながら、その風貌は冴えない朴訥そうな青年というギャップもいい。 時には命を掛けたトラブルに巻き込まれながら、その豊富な知識で数々の難事件を解いていく。 1話完結形式でそれぞれの逸話には、ほろりと泣かせるオチもある。 完成度という点でもこの作品は間違いなく傑作。
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