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「父は日本人、母は英国人。かつてのSASエリートは
現在保険調査員であり、さらに考古学者でもある。
イギリス王室の任務で大学時代の友人、ノーフォーク公を救助するために、湾岸戦争勃発前夜のイラクに潜入する。
この謎に包まれた男の活躍を描く、第8巻である。」
この紹介の顛末を書いた5作連作、「豹の檻」「カルーンの鷲」「アナトリアの蟻」「死の都市の蠍」そして「井戸の中の鼠」。
ノーフォーク公は重度の糖尿病患者で、インシュリンはわずかしかない。キートンたちの闘いが始まる。当時のイラクも現在のイラクもつねに中近東に緊張をもたらしている国。けして古くない話です。
ある会計事務所は、雪深い別荘で会長の娘と婚約した男の重役昇進パーティーが行われた。キートンは雪道で難儀しているのを会計事務所のスーパーバイザーに拾われ共にパーティーに参加する、「禁断の実」。もしも子供の頃の小さな冒険がなかったら・・・?
東西ドイツが統合して、東側で医者である一家の主を待つ母と娘。娘は「サンタはいる」と信じている。妻の元に夫の消息は伝えられない。クリスマスイブ、父がサンタに伝えてくれたというプレゼントを待つ娘--「西から来たサンタ」。キートンさんちにも、クリスマスはやってきています。
そして最後に「賭の王道」。
落語の「笠碁(かさご)(私の手元の本では、「ちくま文庫・古典落語 金馬・小圓朝集」に収録)」のような親友同士の老人の、「イカサマ賭」で二人の縁は断絶。
困った孫娘がイギリス同地に来ていて知り合ったキートンの父、太平に相談する。
「イカサマ」といっても相手の人生を思うがあまりのこと。「笠碁」は仲がもどったけれど、本編では太平に秘策はあるのでしょうか?
紳士の国では賭のルールは2つ。「イカサマ」と「戦争」の賭はしないこと。
太平おじいちゃんがでてくるとなんとなく和やかになるんですよね。それにしてもおじいちゃんも若い若い。
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