内容(「CDジャーナル」データベースより)
気取りのないキャラクターとフォーキーなサウンドで人気のザ・カスタネッツの3rdアルバムは,ヴォーカルの牧野元も大満足。ハートウォームなサウンドと歌は相変わらずだけど,ストリングスを取り入れた36はドラマティックな情景が広がる。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
デビュー盤『LIVING』に始まり、2nd『PARK』で外に飛び出したザ・カスタネッツが、アルバム3枚目にして『MARKET』に到着。シングル・バンドというより明らかにアルバム単位で成長を遂げているこの4人の一番新しい居場所は、今までの中で最も風通しが良く、眺めが雄大。以前よりしっとり感が強く、ポップスとしての許容量の広さを披露してくれているのだ。ここにいるのは“可愛くてまるっこくて女の子みたいに夢見心地なみんなの元ちゃん(牧野元/VO)”ではなく、30代手前に差しかかった一人の男の日々の暮らしの中から生まれくる凸凹した“あんなことこんなこと”を、率直に書き記したリアリティの産物。資料によると歌詞が書けずだいぶ悩んだそうだけど、この足もと確認感はそれゆえか。そこには時にドキッとするほど人生における道標となり得る鋭さがさり気なく挟み込まれたりしていて、音楽(制作)人としての彼だけじゃなく、こちら側も大いに共感でき、勇気づけられる。良いです!!!! (ささきまる) --- 1998年06月号