英国です。それ以外言いようがないDVDです。
100年前の貴族の暮らしを90日間、カメラが回っていないときも24時間やり通す。無茶苦茶な内容です。
応募してきた一般人が貴族のご主人様一家、執事、メイド頭、コック、下男等々に別れて生活します。
しつこいようですが100年前です。電気はありません。掃除はモップや雑巾です。
洗濯も手で洗います。料理も石炭などを燃やして作ります。
ご主人一家は慣れないお作法に四苦八苦です。
しかし、階下では召使い達がなれない仕事と自由時間がほとんどない生活、
そして、現代人には屈辱的とも思える扱いに、次第にキレ始めます。
偏屈なフランス人のコックに爆発寸前のメイド達。(メイドと言っても秋葉原ではありません)
銀食器を磨き、ものを運び、そしてクリスタルグラスを磨き、ご主人様にくっついていく、そんな繰り返しに「フットマン」たちもキレ始めます。
もちろん脱落者もでます。
その中で一人冷静な人がいます。初老でやせた「執事」。この人がすごい。英国人の「執事」はこうあるべきという姿を見せ付けます。
一体21世紀の人間かと思うほど、落ち着き、召使いたちを規律正しく動かし、お屋敷の中をまるで時計仕掛けのようにさばいていく姿は見ものです。
祖父が実際に執事だったそうですが、ものすごい姿勢です。この「エドガー執事」さんをみるだけでも、買う価値はあります。
英国人だなぁーというのが、見終わった私の感想です。こんなものは他の国では作れないでしょうし、つくったとしても話題にもならないでしょう。
さすが英国では、相当な話題になったようです。まあ、それにしても時代錯誤というか、頑固というか・・・「ジョン・ブル」とはよく言ったものです。
なお、これに出てくるお屋敷は正式には「カントリーハウス」です。「マナーハウス」と言うともっと小規模な木造の家になります。
日本で「カントリーハウス」というと、「ログハウス」を連想するので変えたのでしょうけれど。