1991年作品。スチュアート・ホーグ・シリーズ。
言葉っていうのはこうやって使うんだぜ、って感じの文体。とっても下世話な世界。何となくデュラン・デュランの『White Line』を思い浮かべてしまった。『フィッツジェラルドをめざした男』というのはこういうイメージなのかな、とも思う。僕のイメージはラルフ・ローレンのシャツが壁いっぱいに用意されたシーンのイメージだが大分違う。(-_-)
言葉の斬新な言い回しと魅力的な登場人物にすっかりシビレた。愛犬バセット・ハウンドのルル、主人公の相棒ドッド・レッサー、今も愛している元妻メリリー、どれも凄く魅力的だ。デビッド・ハンドラーの作品は日本では出ては廃版というパターンを繰り返している感じだが、そんなレベルの作家じゃないと思う。もう何冊か読んでみたい。そんな気にさせてくれる作家だ。オススメの傑作です。