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Lulu [CD, Import, from UK]

メタリカ, ルー・リード CD
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (48件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,086 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • CD (2011/11/8)
  • ディスク枚数: 2
  • フォーマット: CD, Import, from UK
  • レーベル: Vertigo Re
  • 収録時間: 87 分
  • ASIN: B005LNCMIE
  • その他のエディション: CD  |  LP Record
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (48件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 33,430位 (音楽のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


ディスク:1
1. Brandenburg Gate
2. The View
3. Pumping Blood
4. Mistress Dread
5. Iced Honey
6. Cheat On Me
ディスク:2
1. Frustration
2. Little Dog
3. Dragon
4. Junior Dad

商品の説明

Album Details

Lulu is the landmark collaboration album between two of music's true heavyweights, but yet surprising artistic bedfellows, Metallica and Lou Reed.

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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
88 人中、81人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By JPS
形式:CD
僕は重度のメタリカファンではありますが、ヴェルヴェッツも大好きです。よって、完全に俺得なアルバムです。
ですがこのレビューは、いちメタリカファンとして、購入を考えてるメタリカファンに向けて書きます。

まず、このアルバムをメタリカのアルバムと思ってはいけません。
同じく、ルー・リードのアルバムとも思ってはいけません。
ただ単に、ルー・リードとメタリカのコラボアルバムとも思ってはいけません。
形式的にはメタリカが作曲と演奏を。ルー・リードが歌詞とヴォーカルを。傍から見れば奇妙で豪華なコラボ…。みたいに映るかもしれませんが、このアルバムばっかりはちょいと事情が違います。

19世紀ドイツの劇作家、フランク・ヴェーデキントの戯曲『地霊』『パンドラの箱』が原作になった『LULU』というオペラがあり、それを現代でもう一回やろうと、ルー・リードが過去にもコラボした経験のある演出家のロバート・ウィルソンとアイディアを練っていたところ、2009年のロックの殿堂25周年記念式典のライブでひょんな事からジャムる事になったメタリカに共作を持ち掛け、ルー・リードが温めていたアイディアをメタリカに提案したところ、メタリカ側が快諾し、このアルバム製作に至る…。という経緯があります。

この経緯を知っておかないと、大変な事になります。
これを頭に入れないで聴くと、多くのメタリカファンは、「何だこれは!クソじゃないか!ちっともメタルじゃない!」と吐き捨て、アルバムを床に叩きつける事でしょう。3000円をドブに捨てたような感覚に陥るハメになります。
なので、まずこういった経緯から、このアルバムは製作されたんだと理解する、許容する事が大切です。

そして製作手順ですが、ルー・リードが話を持ちかけた時点で歌詞は大方書きあがっており、それを元にメタリカが曲のアイディアを膨らまし、ほぼ即興に近い形で、その場その場でレコーディングしていく、という手順を踏んでいます。さながらレッチリです。

この「手順」が重要であり、ポイントであり、注意点でもあります。
この「手順」が単なるコラボアルバムとは異質なものとなっているんだと思います。

メタリカは、今までほとんど「まず曲を書いて、その曲に沿って歌詞を書いていく」という手法を取っています。
しかしこのアルバムは手順が真逆。ルー・リードが書いた詞が先にあって、そこから曲を作っていく。
これが大きく作用しているのだと思います。

メタリカのメンバーが『LULU』がどういうものか理解するところから始まる訳です。そしてそれを知り、理解し、そして(失礼甚だしいが)ルー・リードという人物を理解して、どういう事ができるだろうかと、模索しながらその場でレコーディングしていく。
『...And Justice For All 』のような、ハナっからケツまで考え抜いて曲を構築してから、それに歌詞を当てて…という従来の手法とは違う、メタリカにとって今までにないアプローチでもって製作されたコンセプトアルバム。
それを考えると、今までの僕達が想像している、知っている従来の『METALLICA』とは違うものが出来あがってもおかしくない。と納得いくはずです。

なので僕達メタリカファンはまず購入前にある程度「理解」する必要があります。
ルー・リードがどういう人物で、どういうキャリアを辿って来たか。どういう作品を作ってきたか。
『LULU』とは何なのか、どういう物語なのか、どういう人なのか。
これらを知ってから、理解してから聴くと、案外すんなりと『LULU』の世界に入って行けると思います。
カーク曰く「これはルー・リードでもなく、メタリカでもない、全く違うものだ。これをメタリカのアルバムとして評価する事は出来ない。そして、ルー・リードのアルバムとしても評価する事は出来ない。」だそうです。
だから評価するとすれば『LULU』としてはどうなのか?というところだと思います。
全くメタルしていないのかと言われれば、案外そうでもないので、次のメタリカのオリジナルアルバムに、今回の経験がどう活かされるか、楽しみです。
よって、これはメタリカのアルバムではないので、『LULU』というものに興味のある人だけ買えばいいと思います。

最後に個人的感想です。
皆様方は「長い・退屈」といったイメージを持ってらっしゃるようですが、僕は逆にそこがツボでしたね。
延々と繰り返されるミニマル的な展開に、ルー・リードの捏ね繰り回すようなヴォーカル。僕こういうの大好物。
そんでジャムで曲作ってレコしたお陰なのか、グワングワンとグルーヴします。
今までのメタリカからは聴けなかった、メタリカとしてはある意味異質のグルーヴが、このアルバムにはたっぷりです。
そしてさすがルー・リード。歌詞が綺麗。戯曲をモチーフにしているだけあって、とても詩的。押韻や言葉のチョイスが綺麗です。
和訳も良い感じで、ルー・リードの世界を損なわれずに上手く訳してます。
終盤に進むにしたがって段々とドープな雰囲気になっていくのはもうたまらんかったですね。
湿っぽくて、ドロドロしてて、絡みつくような、サイケでプログレな音を出すメタリカっつーのも、ある意味貴重かと。
結果、とても俺得なアルバムでした。
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62 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
案の定賛否別れてますね。私は長年のメタリカ・ファンですがヴェルヴェッツやルーの音楽も好きです。そういう人間からすればこのアルバムは大満足ですね。今はもうこればかり聴いてます。
確かにこのアルバムにメタリカらしい練られたリフやメロはありません。彼らがインタヴューで語っているとおり、ジャムセッションでドンドン曲を作っていった感じが窺えるラフでシンプルなリフが延々繰り返されて突然終わるような感じの曲が多いです。
今までのメタリカの曲作りはガチガチに練って練って構築していくようなものだったと思います。メタリカがカヴァーをよくやるのは、そういう制作スタイルで溜ったストレスや消耗した神経を癒すようないわばガス抜きのようなものだったと思います。今回のルーとの企画も面白そうってのはあったと思いますが、やはりガス抜きのようなものなんだと思います。ルーのバックバンドになってメタリカという重責から少し解放されて、ジャムでアルバムを作ってみる・・・ルーが前にいるからこそできた企画でこれはメタリカにとって中々できない貴重な体験になったのではないでしょうか。

ガチガチにこねくり回す事を捨てたメタリカ・・・その為にこのアルバムではもう一つのメタリカらしさが際立っています。それはメタリカがグルーヴするバンドだということです。このアルバムを私が気に入っている一番の理由が、このメタリカのグルーヴが実に気持ちいいからです。
メタリカのグルーヴの肝はジェイムズの世界一のダウンピッキングとラーズのへなちょこドラムです。特にラーズ・・・この男、ライブで顕著ですがはっきりいってメタルドラマーとしてかなり下手くそです。そのくせいろいろやりたがりです。ジェイムズもこのラーズの特質にはかなりうんざりもしていたんじゃないかと思います。そりゃ下手なくせにやりたがりで口も悪けりゃうざいだけです。しかし、ラーズには多くのメタルドラマーにはない特質がありました・・・はねぎみなところです・・・まあジャズでいうスイングですが・・・ようは軽いんです。それがメタリカ独特のグルーヴを生む事となりました。つけ加えるとカークのソロもやたらグルーヴしますよねえ・・・あれもメタリカの看板のひとつですが.今回はあまり聴けないのは残念です。
ともかくメタリカはかくしてコッテコテのメタルにはどうしてもなれず、結果メタル以外の層からも支持されることとなりました。ルーがいっしょにやりたがったのもメタリカがグルーヴするからです。ラーズは下手くそでよかったのです・・・これがデイヴ・ロンバードだったらメタリカはカルトで終わったでしょう。
今回のアルバムは脱構築したぶん、そのグルーヴがはっきりわかるアルバムになっています。まあでも次回のメタリカのアルバムがもっと短い曲満載のハードコアなアルバムだったら最高です。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nis-tak
形式:CD
最近、また、Lou Reed をよく聴く。ルー・リードは The Velvet Underground とWalk On The Wildside あとはせいぜい、Berlin という固定化されたイメージが強くて、本人もドラッグ中毒の退廃ロックミュージシャンというイメージで飯を食っていたこともあって、実のところ与えられたイメージを纏って演じ続けていた部分も多かったのではないかとも思う。アルバムを順に聴いていくと実際にはRock'n'Roll Animalの頃は半廃人な感じだけれどGrowing Up In Public あたりでは既に健康体になっていたのではないかと感じる。ロックという商売は音楽だけでなくてイメージも大事だし、基本的には思春期の10代向けの商売だから、反抗期の青少年にとってジャンキーのルー・リードが格好いいというのは分かるけれど、音楽としては80年代の The Blue Mask や、90年代以降のサイアーとかワーナーから出たアルバムなんかがとても好きだ。
1982年からこの人のアルバムを聴き始め、さかのぼっておおむね1965年から(細かいことを言えば1957年だったかのファーストレコーディングから)50年超を追いかけて見て、個人的にはこの人の本当の魅力はナイーブさ、純粋さとその内側に向かって腐食するような音楽。不協和音で曲を成立させる、、感性なのか技術なのか。
若い頃に情緒的に安定せず麻薬やアルコールに依存してしまったことは、音楽的な面だけを見れば才能を浪費したのかとも感じる。
前作のRaven は(まぁ途中にいろいろ入ってはいるけれど、実質前作、でいいと思う )、ルー・リードの集大成のようなアルバムで、特に、Who am I なんてテーマは、ルー・リードの一貫したテーマそのものなので、これはなんだかラスト・アルバムっぽいなぁ、という気がしていた。バンドなら解散、だけれど、ルー・リードを解散するわけにもいかないから、退屈したらCD出そうかしらと思って出すかもしれないけれど、その後の太極拳のアルバムなんかを聴いても、いつまでたってもまともなアルバムが出てこないことも、まぁこの人はいつまでたってもイマジネーションの枯渇を感じさせない人だったんだけれど、本人としてもいよいよやり尽くした感はあるかなぁ、なんて思っていました。 だから、しばらく(本気の)新作は聴けそうもないなぁと思っていた。
それでは「lu lu」をどう捉えたらいいのか。これは本気のアルバムなのか。
とりあえずジャケットは可愛い。なんとなく壊れた感じがするジャケットで、普通にかわいいと思われて済んでしまわないように、念のため赤い血のりでサインときましたという感じ。
メタリカというバンドは僕は知らないバンドなんだけれど、ヘビメタバンドということなので最初はちょっときついなぁという感じでした。この人は昔から時々びっくりするようなことをする人で、意識してそうしている時と、周りはびっくりしているのに本人は自覚していない時とがある気がしていて、今回のアルバムは後者、多分、本人は特段の違和感は感じていないんだと思います。
今までルー・リードのアルバムはダウンロードではなくてレコードなりCDを買っていたんだけれど、これはとりあえずダウンロードはしたけれどずっと聴いていなかった。
さて、聴いてみた感想は、とてもよい。メタリカというバンドは知らなかったけれど演奏は正直うまいな、と思いました。ルー・リードの今までのバックバンド もいっぱいうまい人はいたけれど、今回感じたのは、やっぱり自分で曲を作ってレコード作って売っているバンドというのは、音楽性なり主張があって、スタジオミュージシャンとは格が違うんだなと思った(いつものメンバーとやっているくつろいだ感じも捨てがたいけれど)。
ルー・リードは基本、人にはあわせないので、周りは大変だと思うけれど、メタリカはついていってる。特にドラムはテンポが合っている。ルー・リードが一緒にやろうと言ったらしいけれど、多分、一緒に演奏をした時に、ルー・リードが打ち合わせなしにどんどん進めていっても、対応できるバンドだったから、ということなんだと思う。こいつらうまいから一緒にやると面倒な打ち合わせが減って楽だ、とか、コード進行が違うからアイデアが涌く、といかそういうことなんだと思う。
あとは、少しVelvet 時代っぽいような気がしました。音が分厚いからそう感じたのだと思う。
中でも The Dragon という曲がとてもよかった。
最初にルー・リードが何か叫びながらギター(このソロは多分ルー・リード。ムーグギター?)を弾き始める。ルー・リードお得意のどこに向かっているのか、いつ終わるのか分からない感じのソロで、周りが(聴いている方も)どうやって着地させるつもりなのか不安になっているのに本人だけが自信満々という途中経過をとる。ただ、音がいいです。ちょうどいいひずみ具合で絶えず変化する音色。思うに、混沌から、”この音!”というのを探していくプロセスなんだと思う。よく聴くと混沌の中に、一本の音が見えてくるはずです。
しばらくすると、もう一人のギタリストが、このソロいつまで続くんですか、そろそろ本題に入りませんかという感じでコードを入れてくる。けれど、ルー・リードが繰り出そうとしている音が見えてないので、入れてくるコードに迷いがあって少しづつひねりながら何本か入れてくるが自信がないような感じ。
聴いている方も、この曲はこのまま散文的に終わらせるしか始末のつけ方がないのではないかな、と思ったあたりで、一斉にテーマのフレーズに入る。
このテーマ・フレーズのコード進行は、多分メタリカ、なんだと思う。今までのルー・リードで聴いたことのないコード進行。即興パートが終わるとメタリカが俄然元気になっていい感じで演奏をするがちょっとフレーズがきっちりしすぎているので単調になってきたかな、というところで真ん中のグニャグニャのソロが入ってちょっと崩す。これはルー・リードかどうか自信ないけれど、これも悪くない感じ。あとは、フレーズの反復なんだけど折り返しを過ぎてこれから新しい展開を変えるのもやりづらいし、このままフェードアウトで終わるのかな、でも、このまま終わるとちょっとつまらない感じになりそう。と思っていると、ヘッドホン右耳の真ん中上ぐらいから、唐突にグシャグシャしたギターソロが、コード進行と関係ないような音で入ってきて、虚をつかれる。(そんな経験をしたことはないが)路地に入ったら無言で脇腹にナイフで刺されたみたいな感じで、えっ?血が出てるって言う感じ。もっとずっと聴いていたいようないいソロなんだけどすぐ終わる。積み木を積み上げてぐしゃっと崩す感じで、固まったフレーズを一気に終わらせるためのソロですかね。それで、もう一人のギタリストがちょっと印象的な音を入れてテンポを落として、それから多分ルー・リードのギター、がゆっくりフォーン、フォーン、ってノイズっぽく鳴るんだけれど、それに呼応する感じでドラムがテンポを落としてちっ、ちっ、ちっ、と終わる。合ってないようで息が合ってるんじゃないかな、と思った。
メタリカファンが怒ってるとか言うんだけれど、ちょっと自分の好みと違う音楽をされたからっていちいち怒っていたらルー・リードのファンなんかやっとられません。
コラボの甲斐あって、ルー・リードには新鮮だったと思うし、それは聴いている私にも伝わってきました。そうとう本気なアルバムだな、と思ったので、改めてCDを注文しました。とてもいいと思ったのに★を4つにしたのは、ルー・リードのアルバムってどんなにいいアルバムでも★5つという感じではないから。ルー・リードって100点満点、って感じのミュージシャンではないよね。100点満点、だったらとっくに飽きてたと思う。
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