十年近く前からリマスター盤が出ると言われ、毎年発売延期の知らせにうんざりしてたら本当に出ましたね。
シューゲイザーの金字塔と言われ、所謂「名盤」と言う物に必ず入る作品。曲やアルバムのクオリティは散々出尽くしているので、再販盤のポイントを評価してみます。
UK輸入盤を手にしましたが、三つ折りの紙ジャケット仕様で、歌詞はついていません。
肝心のリマスター音源ですが、最近のドンシャリ&音量重視のリマスターとは違い、原盤から極端に音量が大きくは成っていません。でもリマスターの効果は絶大です。
原盤のスカスカした部分はカットされギターの厚みと、ドラムのマットなアタック感が強調され、ヴォーカルとのコントラストがよりハッキリ出た印象です。
また二枚組仕様でそれぞれマスター音源が違いますが、極端に印象は変わらないのが正直な感想。
強いて違いを指摘するなら一枚目の方が高音、低音共に強調気味で二枚目はアナログ音っぽいかな?て感じですが、自分はブラインドテストをされたら、確実に正解をする自信は有りません… しかし、二枚を聞き比べする楽しみもありますし、改めて原盤と比較する事もマニア心をくすぐるのでは無いでしょうか。
輸入盤は値段も安いですし、タイトルとは真逆に、作品への愛に溢れている再販だと思います。
愛が無いのは、輸入盤と殆ど同じ仕様の癖に、限定生産と銘打って四千円もするボッタクリ価格の日本盤です。
日本のレコード会社には皮肉にもタイトル通り「愛」が無かったのでしょうね…