77年のLP発売時に聴いたときは何か雑で素っ気無くいい加減な演奏だと思って敬遠してきたライブアルバムだった。時が経ち彼らのコンサートを何度も観ることが叶った今になって聴くと、かなり見事な演奏水準ではないか!と驚いた。最近のシャイン・ア・ライトでの音のほうがバンド自体としてはスカスカの演奏だ。コンビネーションというかタイミング、チームワークの素晴らしさがモロに伝わってきた。リマスター効果も抜群でオリジナル盤よりも全体のサウンドがしっかり纏まって収められているように感じた。ミックスもし直した様な印象も受けるくらいの変わりようだ。特に驚いたのがベースの音でしっかり迫力ある音で響いてくる、というよりもビル・ワイマンのベースってこんなに凄かったのか!という感想である。前に40曲のリマスターベスト盤「Forty Licks」のときにも感じたが、本当にこの人は凄かったのだ。皆よりも7歳も高齢で15年程前にバンドを辞したがストーンズサウンドの要だったのかもしれない。ダリル・ジョーンズのベースに慣れてしまっていた自分にとっては素直な驚きだった。やっぱりベーシストといえどもストーンズのオリジナルメンバーは「神」ですわぃ。