Neptunesが全面プロデュースを手がけた話題のClipseのデビューアルバム。全米初登場3位、R&B/HipHopチャートにいたっては初登場1位をゲットした事実からも、この2人の期待の大きさがわかるというもの。期待の音はというと、これがもう独特の気持ちわるーい音を所狭しと張り巡らせたNeptunesサウンド。シングルにもなった(4)なんてビートのみで曲全体を構成していて、はっきりいってメロディーもくそもない。でもこれで曲が成り立ってしまうのはNeptunesだからこそ成せる業。さすがです。Faith Evansをフューチャリングした(6)はビートがキモかわいい感じでアルバムのいいアクセントになっている。R&B/HipHopチャートトップ10ヒットになった(8)はもう典型的なネプサウンド。ファンクっぽいというかねじれた感じというか、なんともいえない世界観。曲を聞いてすぐに誰がプロデュースしたかわかるというのもすごい。(11)もビートがヘビーでカラダが揺さぶられるし、(12)もサビの部分がメロディアスでいい感じ。ただ、アルバム全体を通してみると、全体的に似たような曲調が続いていて少し単調な印象。単品ずつ聞くとパンチがあっていい感じの曲もあるのに。ポイントポイントに女性ボーカルとかをフューチャリングしたりするアクセントがもっとあればよかった。ちょい残念です。