ミシシッピー州に生まれ育ち、15歳にしてシカゴに転居、ゴスペルを歌いながら作曲の勉強をし、ブルース歌手ビリー・ザ・キッド・エマーソンに認められてシングル盤を発表。さらにはメジャー・レーベル、チェスとの契約を果たしシングルをリリースするなどデニス・ラ・サールは順調に黒人女性シンガーソングライターとしてのキャリアを積み重ねていきた人だそうです。本格的なデビューはかなり遅く黒人女性シンガーソングライターとしての素質を兼ね備えた彼女に目をつけたのがHIのプロディューサー、ウィリー・ミッチェルで、彼の誘いを受けメンフィスで1971年に録音された "Trapped by a Thing Called Love" (1972 Westbound)が全米1位となったと聞きます。当時デニス・ラサールは御歳32歳だったそうです。
"On the Loose" (1973 Westbound)はDenise La Salle の第二作目にあたります。
スロウやミディアム・テンポの楽曲が中心でディープな中にも都会的なセンスがバランスよく交じり合った歌唱法がとても心地よく聴こえます。
僕がこのアルバムに注目したのは1971年のBill Withersの大ヒット曲 "Lean on Me"とカントリー歌手のLynn Andersonの大ヒット"Harper Valley P.T.A." が収められていた事です。
CANDY STATONの"STAND BY YOUR MAN"に匹敵するような気さえします。