3点セット、フォースフィードバック、大量のアナログ軸・ハットスイッチ・ボタン、プログラミング機能にダメ押しの3つのモード切替etc...
これ以上求めるものがないくらい素晴らしいセットであることは確かです。
当方はIL-2 1946で使用して、FFBのお陰で臨場感が上がっただけでなく、失速の予兆を体で感じられることから操縦をよりギリギリまで追い込むことができ、
ラダーペダルのお陰で見越し射撃の成功率も格段にアップしました。
そして、大量のボタンとプログラミングソフトにより、今までキーボードに依存していた操作を全てコントローラー側で操作できるようになりました。
G940を導入した2ヶ月半、ストレスフリーで素晴らしいフライトを楽しむことができました。
しかし、それもたったの2ヶ月半です。
まず、ラダーの入力がおかしくなり始めました。
動かしてもいないのに勝手に動いたように出力されたり、一定位置で止めているのにグラグラ動くように出力されたりします。
これでは正確な見越し射撃や、的の小さい対地攻撃をキメることはできません。
原因はラダー内部の可変抵抗の不良のようです。どうやら、もともと使われている可変抵抗があまり質の良いものではないみたいです。
ポッド洗浄等も何度か試みましたが、最初から炭素皮膜が磨耗してしまっているようで、全く意味がありませんでした。
次に、スロットル側の2つダイヤルがおかしくなり始めました。
当方の場合は、スロットルを全開にすると両ダイヤルが勝手に0になって出力されるというものです。
当方はこの2つのダイヤルを視点ズームとラジエーターの開閉に使っていましたが、
これではスロットル全開時に視点が広域のまま、ラジエーターが閉じたままで固定されてしまい、大変困ったことになります。
原因は、内部配線に問題があるようです。
スロットル内部に、スロットル上部に付いているボタン、ダイヤル、ハットスイッチ操作を伝達する配線があるのですが、
この配線が非常に短く、スロットルを動かす度にこの配線も動いてしまい、そのうち断線or接触不良を起こします。
この配線を押さえつけているネジを外すことにより改善・事前防止できる場合もあるようですが、
どうやら一時しのぎでしかないようで、根本の構造を見直す必要があるようです。
これらの症状が当方だけだったら単なるハズレくじを引いただけと割りきれたのですが、
掲示板や、海外サイトのレビュー等みても、全く同じ事例(原因も同じ)のトラブルを経験したという意見を非常に多く見かけました。
裏蓋を空けて中を覗けば、小学生の図工レベルの配線です。無理も無いかな、と思います。
ですが、このラダーとスロットルのトラブルを除けば、非常に優れたコントローラーであることは間違いないです。
だからこそ、本当に惜しい。
正常に動いていたときは間違いなく、当方にとって今までで最高のフライトシステムでした。
以前は、フライトシマーの間ではロジのジョイスティックは耐久性がやばいから買うなというのは常識で、
G940の登場により、Logitechはついにその汚名を返上したと言われていましたが、どうやらその汚名を返上したのはスティック部だけだったようです。
3点セットでFFB付きで、尚且つここまで多彩な機能のジョイスティックは現在このG940一択であり、お値段もそのスペックからは大変破格ではありますが、
この金額を数カ月で使い捨てるくらいの金銭的余裕が無ければ、とてもおすすめできません。
あるいは、ある程度の電子工作等の心得があり、この手のトラブルシューティングを自力でできる方であれば、自己責任で修理しながら使うことも可能でしょう。