次作"Minute by Minute"の大成功の影に隠れて目立たないアルバムであるが,佳曲揃いのMike McDonald加入後の最高傑作である。ロック,ソウル,フュージョンがバランスよく配分された演奏は,時代を超越して聴き継がれるに値する。"You Belong to Me"はCarly Simon版との比較も楽しいが,歌唱としては本盤の方が優れている。シングルヒットした"Little Darling"をはじめ,Victor Feldmanのヴァイブが素晴らしいタイトル曲など,駄曲は一曲もないが,最後の曲"Larry the Logger Two-Step"がバランスを崩しているのが惜しまれる。
~賛否両論となったアルバムTAKIN' IT TO THE STREETSでの変化をより押し進めた洗練されたサウンドだが、ダイナミックな展開も楽しめる作品に仕上がっている。先入観から軟弱な音と思わず、じっくり聴き込んでほしいある意味男らしいアルバムだ。(インナーの彼等の勇姿も素晴らしい) ECHOES OF LOVEやLITTLE DARLING(I NEED~~ YOU)のヒットも収録され、全体を通して音の拡がりも感じ取れる内容。タイトル曲のLIVIN' ON THE FAULT LINEやCHINA TOWNでのパットとジェフを中心としたインプロブの凄さは注目に値する。 またもやただならぬ才能を披露したDoobiesの力量をひしひしと感じずにはいられない「運命の掟」。~