Stadium内にライブ用のステージが建設されていく様子が早送りで再現される。広いWembley Stadiumがファンたちによって埋め尽くされる。
そして2時間にも及ぶライブは幕を開ける。長時間の公演のためであろうか、Fredyは最初から下のパートを歌っている。それが病気と闘っている証かと思うととても切なくなるが、それでも歌い続け、演奏し続ける彼らの姿勢はとても魅力的であった(このライブに"Show must go on"が入っていれば、間違いなく大抵の人は泣いてしまうのではないか、と思うほどのひたむきさである)。また、ファンがFredyに合いの手を入れる"Under Pressure"は見ていて自分も参加したくなる。
音質、画質はともに良質で、ベースやドラムは気持ちいいし、ギターも素晴らしい。ピアノの音が負けているときが少々あったが、それも熱狂的に見える。"Now I'm Here"のギターソロのようなパフォーマンスもしっかりと映されていて目も耳も満足することは請け合いである。
若かりし日々のパワフルな歌声やあの「気持ち悪い」かっこよさがもう無いのは残念だが、それでもこのライブは秀逸です。なんと言っても全体が一丸となっている様子がよい。是非とも一度は見ることをお勧めします。
Queenの素晴らしさがより多くの人に伝わることを祈って。