こういった往年の名バンドが再結成すると、楽器の音が当時のよさを失ってしまっている場合が多いですよね。
ELPの場合は特にキースのハモンドオルガンの音ですね。
テクノロジーの進化によってオルガンもピアノもシンセサイザーもMIDIに対応したものを使用していたようですが、やはり当時を音色には程遠くそこが残念でしたがやむをえないかと思っていました。
ところが、最後の最後に驚きが待っていました。
庶民のファンファーレからのメドレーでキースのキーボードセットがぐるりと180度回転し、あの往年のハモンドオルガン(B3かな?)が登場したではありませんか!(でも1台ポツリって感じでとなりに飾りっぽくマーシャルのアンプが置いてありました)
そして、そのハモンドから奏でられる音色は往年のキースのハモンドの音そのものだったのです。
狂喜乱舞したのと同時に「なんで最初から使わないんだ?」という疑問も浮かびましたが。
そしてそのハモンドを使ったパフォーマンスも素晴らしい。
「歳もとったし当時の曲を再現するだけで精一杯かなぁ」と思っていたらオルガンを揺さぶり、傾けあの素晴らしいノイズをバンバンだすじゃないですか。
そしてオルガンの上にのりロデオのようにオルガンを乗りこなし?ナイフを突き刺しロンドをプレイします。
このパフォーマンスだけでもこのDVDを見る価値あり!
でもオーディエンスの反応はイマイチに見えましたね。
タルカスでキースがリボンコントローラーを持って観客席まで行って客を煽ったり、オルガンをぶっ倒したりしても客は静観って感じ。
俺なら失神寸前なのにねぇ。(苦笑)