ライブ盤というと、あとでオーバーダビングなどしてアラを隠していることが多いが、これはフェスティバルのライブということもあって、まさに生の演奏を収録したものでしょう。
若いがゆえの荒削りなところはありますが、最初にオフィシャル盤ライブ(「展覧会の絵」もライブ盤なので、厳密にいうと2枚目のライブ盤ということになりますが)として発表された3枚組(CDでは2枚組)の“Ladies & Gentlemen”などに比べるとかなりアグレッシブで臨場感もあります。
キース・エマーソンの演奏はおかずが多く思わず凄いと思ってしまう箇所も多く、グレッグ・レイクのベースもかなり弾んでおり、リードベースと言ってもいいくらいキースのキーボードとバトルしています。ハードロックを聴いているような激しいプレイも聴けます!!
グレッグはヴォーカルも最近のDVDやBlue-rayに収録された声とは段違いによく出ていて、高音のノビもあって、心地よいです。
1972年頃発表されたいろんなアーティストの演奏が入ったプエルトルコ・ライブ(LP2枚組)は音が海賊盤かと思えるほど酷かったですが、このCDではしっかりリミックスされているせいか音もしっかりしており、クリヤーで熱気が伝わって来ます。
初期のE.L.&Pの名演奏を聴きたいと思われるかたは必聴の1枚と言えるでしょう!価格が安いうちに是非手に入れておいてください。ジャケットがしょぼいのが難点ですが・・・。
個人的には、デビュー前に出演したワイト島のライブ盤より、オーディエンスの反応もいいせいか演奏ものっていて、ずっといいと思います。